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写真コース

2019年07月22日

【写真コース】スクーリング紹介「写真批評」

今回は3年次の選択科目である「写真批評」のスクーリングをご紹介します。

写真コースの専門スクーリングの多くを担当しているのは写真家やカメラマンの講師たちです。学生はそういった写真の作り手からの講評を授業内で受けることがほとんどとなります。

しかし、写真作品を評価するのは作り手ばかりとは限りません。批評家、キュレーター、研究者、出版人や編集者、ギャラリーのディレクターやライターなど作品を見る側の専門家がいます。

「写真批評」ではそのような専門家の中でも写真界で際立った活躍をされている先生方に講師をお願いしています。

赤々舎代表の姫野希美先生による制作写真集の紹介(京都)



写真コースのほとんどのスクーリングは京都と東京の両方のキャンパスで行われ、原則的にその地域にお住まいの講師が担当します。

通常は2日間のスクーリングを両日とも同じ講師が行うのですが、「写真批評」のスクーリングでは学生により多くの見地から作品指導を行なっていただくため、1日毎に講師が変わり、二日ともに全員の作品を批評していただきます。

学生の作品を一人一人丁寧に批評とディスカッションを重ねていきます。



学生のプリントを入念に検証する竹内万里子先生(写真批評家、本学准教授)。



京都の担当講師は本学の准教授で写真批評家として活躍する竹内万里子先生。もうひと方は多くの話題の写真集を出版されている赤々舎代表の姫野希美先生です。

作品を前に学生はプレゼンを行います。コメントする姫野先生(京都)。



時に楽しく、鋭くも温かい指導が続きます。





 

東京の担当講師は写真評論家でライターとして様々な媒体で活躍するタカザワケンジ先生。もうひと方はユニークなアートブックや写真集の出版や展示をされている株式会社shashasha及び株式会社case代表の大西洋先生です。

レクチャーするタカザワケンジ先生(外苑キャンパス)



真剣なまなざしで学生の作品を見つめます。



全員で作品を囲んで講師と学生との対話に耳を傾けます。



コメントする大西洋先生(株式会社shashasha、株式会社case代表)。



当日は大西先生による特別講義も開催されました(外苑キャンパス)。



写真コースではこのように複数の視点・観点から学生の作品を検証する機会を設けることにより、学生自らの批評能力を高め、作品制作へと反映させています。プロの写真家でさえなかなか作品を見せる機会がない業界トップの講師からのアドバイスは今後の制作への参考になるとともに大きな刺激と喜びをもたらしてくれたようです。

 

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