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日本画コース

2024年11月17日

【日本画コース】秋季スクーリングレポート 植物写生、植物制作

こんにちは、日本画コース業務担当教員の岸本です。
11月になりました。秋は展覧会も大学の行事も多く開催されます。京都では、観光に訪れる人も少しずつ増え始めたように感じます。

今月は、2年次のスクーリング科目、植物写生、植物制作の授業から教室の様子をお届けします。

植物写生の授業では、ユリの花を描いてゆきます。ユリは1年次の授業で描かれたことがある人も多いのではないでしょうか?
植物写生に続く植物制作の授業では、金箔を用いて画面を構成します。
制作の面では1年次の課題とは少し異なった解釈で取り組む必要があるかもしれませんが、まずは自分に割り当てられたモチーフとの出会いを大切に、よく観察して描きましょう!

植物写生ご担当の久野隆史先生(左)



植物は、刻一刻と形が変化します。
スクーリングは2日間で開催されますが、1日目が始まる頃は、蕾だった部分が、2日目が終わることには、綺麗に咲いていたりします。変化する様子を楽しみながら描いていきましょう!

2日目、作品講評の時間が近づいてきました。一瞬一瞬を描き出すよう、より真剣に描かれています!

授業が終わりに近づき、次回の制作の授業に向けて画面構成の相談中。



続いて、III-2植物制作の授業から
金箔のさまざまな効果を活かして、制作します。
この授業で初めて箔を扱うという方がほとんどです。覚えることはたくさんありますが、授業では一つひとつ丁寧にお教えしています。

金箔の下から絵の具を施したり上から削り取ったり、華の構成と合わせてさまざまな表現を試みてみます。





制作も終盤、砂子という表現を画面に施してゆきます。
私もアシスタントとして、みなさんの砂子作業の補助をしたりしていました。
砂子が施されると作品としての魅力がグッと引き出てくるように感じました!

ブログが公開される頃には、植物制作の授業は、京都キャンパス、外苑キャンパスともに終了した頃合いだと思います。
みなさん、大変お疲れ様でした!

それでは、次回のブログもよろしくお願いします!!

 

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