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建築デザインコース

2025年04月04日

【建築デザインコース】藝術学舎で学びを深める、学びを広げる

皆さんこんにちは、建築デザインコースの小寺です。

寒い冬が終わり、ようやく春めいてきましたね。
しっかり外に出かけて建築や自然を堪能したいものです。

ところで皆さん、「藝術学舎」はチェックしているでしょうか。
藝術学舎とは、本校の公開講座で、内部生はもちろん外部の一般の方も受講ができる有料講座のことです。
4月から年度末まで様々な分野の講座が開かれています。

建築学生の皆さんは、普段のスクーリングなどに加えて興味のある建築の講座を受講するのも良いですし、絵が苦手な方はデッサンの講座を受けるのも良し、Illustrator・Indesignなどソフトをもっと使えるようになりたい方はそういった講座を受けるのも良し、はたまた建築とは一見関係の無い講座を受けるのも良いですね。
例えば4月開講ですと「仏像解剖学」など、全く知らない世界なので個人的には興味がありますね。
このように、より現状からステップアップを測るのに活用しても良いですが、全く知らない事を知るのも新しい世界が広がって良いですよね。

建築デザインコースでは、昨年度末の3月に「はじめての住宅設計 リノベーション編」という講座を開講しました。
その様子を簡単にレポートし、皆さんに共有したいと思います。

受講生は、遠いところですと熊本から来られている方など全国各地からいらっしゃいました。
また、建築デザインコースの現役生や卒業生、リノベ課題に生かしたいという空間デザインコースの現役生もいれば、ゲストハウスの経営者の方や実家をリノベしたい方など色んな動機の方が受けられました。

まず一日目は現在のリノベーション事情などについてのレクチャーと、民家タイプとマンションタイプの2つのうち希望の方を選択して既存模型の製作にとりかかるところまでを池田先生が担当し、二日目は、模型を用いてリノベ案を考えエスキースを重ね、最後に発表・講評するまでを家入先生と小寺が担当しました。

ある方はご両親の介護を想定したバリアフリーのリノベに挑戦したり、ある方は民家だけどあえてアメリカっぽい雰囲気のホテルライクな家にしたいといった挑戦をしたり、またある方は住宅用途ではなく友人らでの集まりに使う計画としたり、皆さんそれぞれに考えを持って取り組まれ、様々なバリエーションを見ることができました。そしてそれらを受講生同士で比較することもでき、最後の発表後には感想や互いの模型を写真に撮ったりする様子もあり、とても内容の濃い二日間でした。

皆さんもぜひ、積極的に学ぶ喜びを掴みに、色々な講座にアンテナを張りチェックしてみてください。



 

藝術学舎(一般公開講座)

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