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和の伝統文化コース

2025年07月04日

【和の伝統文化コース】春秋座見学会

こんにちは。和の伝統文化コースの野村です。
さてクイズです。
本学には通学される皆さんの他、多くのお客様が来られることがあります。それは何故でしょうか?

はい、正解は京都芸術劇場(春秋座・studio21)という舞台が学内に設置されており、特に大劇場である春秋座は、歌舞伎や落語といった古典芸能から現代演劇まで幅広く上演されているためです。春秋座は三代目市川猿之助が設計にたずさわった劇場です。
国内の高等教育機関で、はじめての大学運営による本格劇場でもあります。
先日、こうした古典芸能を上演できる劇場について、コースでの見学会を実施しました。今回はその見学会の様子を紹介したいと思います。

まずは春秋座の扁額の前に集合し客席へ。春秋座を管理・運営されている舞台芸術センターの安藤先生とスタッフの芝田さんより春秋座の説明を受け、見学会スタートです。
まずは客席。見やすさを考え、ちどりに配置されているのをみてから、舞台の裏側へ。

控え室などや奈落を見学してから、花道を通って舞台上に移動します。花道を歩くという経験はなかなか出来ません。

そして特別に直径45尺の廻り盆で回転することを実体験しました。思いのほか回転が速い。演劇を観ているのと、体験するのとでは理解度が異なります。
さらにはセリの体験もさせてもらいました。
セリとは舞台上の一部のくりぬき、昇降できる装置のことです。人物や建物を登場させたり、引っ込めたりするものです。参加した学生の皆さんがセリに乗って、いざ体験。

こうした貴重な見学・体験を出来るのは、本格的な舞台を学内に設置している本学ならではのことです。参加された皆さんはとても感激されていました。

和の伝統文化を学ぶためには、座学とともに体験することが大切だとコースでは考えています。今回実施したような見学会は正規の授業とは別に開催されています。今年度後半や来年度に向けてもイベントを思案中でありますので、お楽しみに!

 

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