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空間演出デザインコース

2025年08月22日

【空間演出デザインコース】スクーリング科目「デジタル表現基礎」

みなさん、こんにちは。
空間演出デザインコース(空デ)研究室の小野です。
今年度より、研究室スタッフとして主に外苑キャンパスでのサポートをすることになりました。よろしくお願いします!

さて今回は厳しい夏の日差しの中、719日(土)〜20(日)に外苑キャンパスで開講された1年次スクーリング科目「デジタル表現基礎」の様子をご紹介します。

空間演出デザインコースでは、空間を構成する様々な要素のデザインをカリキュラムを通じて学びます。その過程で、自分だけでなく他の人に情報を伝えることを目的としてプレゼン資料などやポスター・フライヤーなどで、視覚的な表現を求められます。このためデザインの現場では、Adobe社の「Illustrator」と「Photoshop」が多く用いられています。このスクーリングでは「Illustrator」と「photoshop」を用いて、基本的な操作画像加工・レイアウトの手法を学びながら、「自分のまちをPRする印刷物(フライヤー)」を成果物として制作します。

講義と演習を通じて、情報収集から編集、そして視覚的なアウトプットまで、一連のデザインプロセスを体験することが目的の授業です。

[当日の授業風景]
1日目:PhotoshopとIllustratorの基礎

朝のガイダンスの後は、さっそくPhotoshopの演習からスタートします。
用意された教材をもとに切り抜きや、色調補正、解像度の変更など画像を意図した状態に加工していくための基礎的な操作方法を行なっていきます。

午後は PhotoshopからIllustratorに切り替え、パスを使った図形の作成や文字組みの基本操作を学びました。初めて触る人も多く、図形の色の変更の際には「あ、色が変わった!」や文字のアキの調整の際には「こんな調整ができるんですね!」といった声が聞こえました。



2日目:フライヤー制作と合評会
この日は朝から制作モード全開です。今回の最終成果物はフライヤーです。そのフライヤーで「だれに」・「何を」・「どんなふうに」伝えたいのか、事前課題で制作したラフ案に教員からのフィードバックを加え、各自A4サイズのフライヤーに表現していきます。
キャッチコピーや本文を配置し、配色や余白のバランスを調整。試行錯誤を繰り返すうちに、各自の作品が形になっていきます。

最後は、完成した作品をスクリーンに映しながら、一人ひとりが制作意図を発表します。
「伝えたいメッセージを見てわかるように表現するにはどうしたらいいか悩んだ」「写真と文字など、いろんな要素があるのでそのバランスをとるのが難しかったが、そのプロセスが楽しかった」といった感想が聞かれました。
2日間で 「Illustrator」と「photoshop」の操作からフライヤーの制作まで行うため、実際の作業も多いのですが、自身の課題制作まで通して行うことで目的に合わせた技術の習得の一歩を踏める授業になったのではないかと思います。

来年度以降のスクーリングでお会いできるのを楽しみにしています。

実際の作成(1)



実際の作成(2)



 

 

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