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2026年01月15日
【映像コース】動画がぐっと見やすくなる!初心者必見の撮影テクニック!!(その2)〜30度ルール〜
こんにちは、映像コースの冨士川です。
前回は、動画を見やすくするための基本ルールとして「イマジナリーライン」について紹介しました。
https://www.kyoto-art.ac.jp/t-blog/?p=125885
今回はその続編として、イマジナリーラインとセットで知っておきたいもうひとつの基本ルール、「30度ルール」について解説します。
映像を編集していて
「カットは変わっているはずなのに、なぜか違和感がある」
「映像がガクッと動いたように見える」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、撮影時に30度ルールを意識していないことが原因かもしれません。
30度ルールとは、「同じ被写体を続けて撮影する場合、カメラの位置や角度を30度以上変えて撮影する」という映像の基本ルールです(図1)

例えば、人物を正面から撮影したカットの次に、ほぼ同じ位置・ほぼ同じ角度から撮った映像をつないでしまうと、視聴者には「カットが変わった」というより、カメラが急にズレたように感じてしまいます(図2)

そこで、
・カメラの角度を30度以上変える
・もしくは被写体との距離を大きく変える
といったように、誰が見ても分かる変化をつける必要があります。
人の目はとても敏感で、中途半端な変化に強い違和感を覚えます。
角度の変化が小さいままカットをつなぐと、視聴者は無意識に
「今、なぜ画面が揺れた?」
「なぜ切り替わった?」
と感じてしまいます。
30度以上角度を変えることで、視聴者ははっきりと
「視点が変わった」
「別のカットに切り替わった」
と認識でき、映像の流れを自然に受け入れられるようになります。
30度ルールで初心者がやりがちな失敗は、とてもシンプルです。
・「さっきより少しだけ横から撮ろう」
・「少し位置を変えたから大丈夫」
この「少し」が要注意です。
結果として、構図を変えたつもりでも、ほぼ同じ構図になっており、映像が不自然にガクガクした印象になってしまいます。
30度ルールを意識して撮影すると、カットの切り替えが明確になり、映像にリズムが生まれます(図3)
視聴者は
・「今、視点が変わった」
・「次の情報が来た」
と自然に理解できるため、映像に集中し続けることができます。

撮影時は、自分が動いたかどうかではなく、連続するカット(映像)に明確な変化があるかが大事です。
特に撮影位置の移動に合わせて、映像のサイズを変えることをお勧めします。被写体のサイズが変わることで、カット間の変化が大きくなります。
ここで大切なのが、30度ルールはイマジナリーラインとセットで使うということです。
イマジナリーラインの説明はこちら(https://www.kyoto-art.ac.jp/t-blog/?p=125885)
・イマジナリーラインは越えない
・そのルール内(イマジナリーラインを越えない範囲で)30度以上変え撮影する
この2つを守るだけで、映像は一気に見やすくなります。
「30度ルール」は、カットの切り替えを自然にし、映像全体を見やすく整えるテクニックです。
次に撮影するときは、前回紹介した「イマジナリーライン」とあわせて、
「イマジナリーラインは守れているかな?」
「このカット、ちゃんと30度以上変えられているかな?」
と、意識しながら撮ってみてください。
この2つを守るだけで、編集後の映像がぐっと整理され、完成動画のクオリティアップを実感できるはずです。
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前回は、動画を見やすくするための基本ルールとして「イマジナリーライン」について紹介しました。
https://www.kyoto-art.ac.jp/t-blog/?p=125885
今回はその続編として、イマジナリーラインとセットで知っておきたいもうひとつの基本ルール、「30度ルール」について解説します。
映像を編集していて
「カットは変わっているはずなのに、なぜか違和感がある」
「映像がガクッと動いたように見える」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、撮影時に30度ルールを意識していないことが原因かもしれません。
30度ルールとは?
30度ルールとは、「同じ被写体を続けて撮影する場合、カメラの位置や角度を30度以上変えて撮影する」という映像の基本ルールです(図1)

図 1(30度ルール)
例えば、人物を正面から撮影したカットの次に、ほぼ同じ位置・ほぼ同じ角度から撮った映像をつないでしまうと、視聴者には「カットが変わった」というより、カメラが急にズレたように感じてしまいます(図2)

図 2(違和感のある映像)
そこで、
・カメラの角度を30度以上変える
・もしくは被写体との距離を大きく変える
といったように、誰が見ても分かる変化をつける必要があります。
なぜ「30度」?
人の目はとても敏感で、中途半端な変化に強い違和感を覚えます。
角度の変化が小さいままカットをつなぐと、視聴者は無意識に
「今、なぜ画面が揺れた?」
「なぜ切り替わった?」
と感じてしまいます。
30度以上角度を変えることで、視聴者ははっきりと
「視点が変わった」
「別のカットに切り替わった」
と認識でき、映像の流れを自然に受け入れられるようになります。
よくある初心者の失敗
30度ルールで初心者がやりがちな失敗は、とてもシンプルです。
・「さっきより少しだけ横から撮ろう」
・「少し位置を変えたから大丈夫」
この「少し」が要注意です。
結果として、構図を変えたつもりでも、ほぼ同じ構図になっており、映像が不自然にガクガクした印象になってしまいます。
30度ルールを守ると見やすくなる!
30度ルールを意識して撮影すると、カットの切り替えが明確になり、映像にリズムが生まれます(図3)
視聴者は
・「今、視点が変わった」
・「次の情報が来た」
と自然に理解できるため、映像に集中し続けることができます。

図 3(30度ルールを意識した映像)
30度ルールを意識するためのポイント
撮影時は、自分が動いたかどうかではなく、連続するカット(映像)に明確な変化があるかが大事です。
特に撮影位置の移動に合わせて、映像のサイズを変えることをお勧めします。被写体のサイズが変わることで、カット間の変化が大きくなります。
イマジナリーラインとセットで考える
ここで大切なのが、30度ルールはイマジナリーラインとセットで使うということです。
イマジナリーラインの説明はこちら(https://www.kyoto-art.ac.jp/t-blog/?p=125885)
・イマジナリーラインは越えない
・そのルール内(イマジナリーラインを越えない範囲で)30度以上変え撮影する
この2つを守るだけで、映像は一気に見やすくなります。
まとめ
「30度ルール」は、カットの切り替えを自然にし、映像全体を見やすく整えるテクニックです。
次に撮影するときは、前回紹介した「イマジナリーライン」とあわせて、
「イマジナリーラインは守れているかな?」
「このカット、ちゃんと30度以上変えられているかな?」
と、意識しながら撮ってみてください。
この2つを守るだけで、編集後の映像がぐっと整理され、完成動画のクオリティアップを実感できるはずです。
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