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2026年03月23日
【書画コース】書画と私とこれからと
みなさん、こんにちは。書画研究室の松岡です。3月14日は通信教育課程の卒業式。あっという間の一年でした。
書画コースは配信での参加者を含め、100名以上の方が卒業されました。
おめでとうございます!
書画コースはWEB卒展に加えて、学内で選抜展示があり、どちらもじっくり拝見しました。
実作を拝見できるこの機会にワクワクします!
作品を眺めながら、これまでの学びと成長を感じる教員たち。

初学者から経験者、年齢、環境、様々なバックグラウンドを持つ学友とともに汗をかき、創作に挑むみなさん。古典の学びに裏打ちされた自由な発想と情熱的な制作。学ぶこと、創ることに全力で取り組み、走り抜けた姿に感動しました。
私も一緒に汗をかいて制作できてよかったです。
卒業式では、書画コース学科賞の《おわりははじまり 着物「ん‐春の雨」「ん」字帯》が取り上げられ、
―「ん」は平仮名において最後の締めくくりの文字となる。帯なのでどの位置に「ん」の文字が来るかは異なるが、「締める」という意味を重ねているところが興味深く素晴らしい。―
学生の作品のチャレンジを感じていただけて、誇らしい限りです。
そして卒業式後の分科会。
ハレ姿のみなさんからは、「やりきった喜び」に満ちあふれて、美しかったです。

塩見先生が語られた黎明賞と名付けた意味。― 黎明 新しい事柄が始まろうとすること ―
私たちから、新たなスタートへの祝福を込めた言葉です。心からの拍手を贈ります。
受賞者には、塩見先生(画)、桐生先生(書)が墨運堂でつくられた「握り墨」を贈呈いたしました。実は……朝から教員らで墨の最終検品と品評会をしていました。
「いい形だね」と墨を眺める桐生先生。

表に押されている「藝」の印は桐生先生作です!毎年、学生のこれからの創作の活力になることを願って制作しています。さらに書画コースではオリジナルの記念筆《翔架》を制作しました。
監修された桐生先生から―京都芸術大学の正面にある「天に翔ける階段」と名付けられた大階段は、本学におけるシンボル的な存在になっています。入学、卒業、それぞれの想いを胸に留め、そしてその出発を祝って、この度、この大階段をイメージした「翔架」と銘する筆を作成しました。―
と込められた想いについて解説いただきました。この筆で制作すると、大学での学びの日々が蘇って来るのではないでしょうか。
学び舎に名残惜しさを感じながら、無事、卒業式を終えることができました。
大急ぎで片付け、卒業生が企画してくださった祝賀会へダッシュ!
卒業間近で本当に忙しい中、学友同士で企画し、お招きいただき感謝で胸がいっぱいです。冒頭には、卒業生の作品紹介がありました。



学生のみなさんも緊張がほぐれたようで、制作の思い出や互いの作品への感想、次のチャレンジについて笑顔で語り合うひとときに。「先生の言葉が制作を支えてくれた」
「書画文化の面白さ、自分にとって創ることの意味を気づかせてくれた」
心から言葉を紡いで伝えてくださり、携われたことに胸が熱くなりました。想いにあふれた、なんとも心地よい空間でした。
教員からの挨拶では、一緒に頑張ってきたからこそ、熱い想いを届けました。

川端先生

奥田先生

渡邊先生

松岡

塩見先生

桐生先生
教員一人ひとりに花束と贈り物までいただき、私は3度目の胸熱タイムに。
締めは桐生先生にお話いただきました。ニヤッとしながらもコースへの想い、学生の学ぶ姿勢、創作の可能性。
書画コース大学院のスタートについて熱弁いただき、会を終えました。
最後に私からみなさんにお伝えしたいことは、3つです。1.「点と点をつなぎあわせること」
将来どうなるかなんてわかりません。だから、失敗を恐れずチャレンジし、たくさんの「点―経験・作品etc」を打つことです。今やっていることがつながって実を結ぶだろうと信じて、あれこれつなげてみること。
2.「出逢い」
それぞれが抱えるストーリーがあり、そこから生み出すのは、大変なことばかり。
学友との出逢い、心にグッとくる作品との出逢い、自らの創作のいたらなさとの出逢い、新たな表現との出逢い。これからも沢山の出逢いを大切にしてください。
3.「自分の心と直感を信じる勇気」
最近、より強く感じるのは、自分の心と直感を信じることです。創作は、自分の心に正直になることで自然と生まれるものです。作品は自分の鏡です。
私も不安や焦りから迷いますし、自分は無理かもしれないと何度も考えます。それが、生み出すことと向き合うリアルです。でも、自分の感性と美意識を育てるのは自分でしかない。
学友や古典作品と真剣勝負しながら、互いに磨き合い、そして「自己新記録」を目指して欲しいと思います。
長々と綴ってしまいましたが、情熱に満ちた書画コースが大好きです。
これからも「美術の心」を持って、書画の面白さ・学びを伝え、沢山の出逢いを大切にしてください。
卒業生の皆さん、美しい日々となりますことを願っております。
また逢う日まで。
Be yourself.
書画コースブログでは、特別講義や課題、書画関連の記事をアップしております。ぜひ、コースの様子が感じられる記事をご一読くださいませ。
次回のブログもお楽しみに!
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