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陶芸コース

2026年04月22日

【陶芸コース】一歩を踏み出すこと

みなさんこんにちは、陶芸コースのかのうです。
今年も4月がやってきましたね。やはり、この季節は色々と新しいことが始まるワクワクとドキドキが入り混じった気持ちになります。何かが動き出しそうなソワソワした感じ、僕は好きだったりします。

今回は色々と始まる季節、ということで、今の僕につながる話を少ししてみたいな、と思います。
僕は砂を固めたような「壺中天アリ」というシリーズの作品を多く発表してきていて、自身の代表作ともいえるシリーズです。

こういう、いわゆる陶芸とは少し違った作品も発表しているのですが、そんな作品の一つの発想の元になっているのはこれまでの経験です。

僕は京都で生まれ育ったのですが、家業が清水焼を作る窯元でした。ですので、幼少の頃から身近にやきものがあり、自分でも祖父や父の仕事場で粘土を触って遊んでいたりもしました。大学では美術学部で陶芸を学んでいたので、そこから作家としての今の自分に繋がったのかというと、伝統工芸としての陶磁器を作る実家に反発もあったりして、なかなかそういうわけではなく、やはり色々な経験をしてきました。
その中でも自分の中で一番大きなことは青年海外協力隊の隊員として西アフリカにあるニジェール共和国、という国へ赴任したことです。全く見知らぬ場所での様々な経験が今の自分に大きく影響をあたえました。そこで感じたこと、見たもの、出会った人々、それら全てが今の僕自身や、作品に繋がっています。

当時のことを、瓜生通信という本学のサイトに「何者でもない時間」として書いています。よかったらそちらも読んでみて下さい。
https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1463

僕自身は陶芸に初めて触れたのは幼少の頃でした。でも、作り手としての今の自分が始まったのはアフリカでの経験があったからこそだと思っています。
今回はいつもと少し違った話を書いてみました。こんな感じで、きっかけはどうであれ、興味を持った世界に飛び込んで、それがその後の自分につながっていき、自分の大事な部分になったりするのも、その一歩を踏み出すことから始まります。それはとても大事な事であり、とても面白い事なのではないかな、と思っています。
どんなことでも、興味を持たれたのであれば、ぜひ飛び込んでみて下さい!その先で新しい自分に出会えるかもしれません。もしそれが陶芸であったならば、とても嬉しく思いますし、一緒に陶芸の世界を探求できることをとても楽しみにしています。

それではみなさん、またお会いしましょう!

 

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