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染織コース

2026年09月02日

【染織コース】鮮やかな色や柄・プリント布のつくり方

皆さんこんにちは。染織コースの久田多恵です。「マリメッコ展 模様のちから」が京都文化博物館で開催されています。(20269月6日まで)

 展覧会公式サイトはこちら
https://marimekko-ex2026-2028.jp

京都展をもうご覧になった方も多いと思います。マリメッコはフィンランドにあるデザインハウスで色鮮やかな布の制作が主体です。誰もが一度はマリメッコの柄を目にしたことがあるでしょう。私も暑いさなか見に行ってきました。(会場は撮影禁止の印がないものは撮影可)

ウニッコ マリメッコ公式サイトより



最初のフロアにはよく知られた柄の布が多数かけられていて華やかでした。でも知っているものが多く目新しさはありません。足早に展示会場を回って次のフロアに入ったところに大きな円柱状のものが展示されていました。

ローラー状の版



おお!と思わず近寄りました。これはプリント用のローラーです。コロコロ転がしながらプリントするための版です。布に柄をプリントするためによく使われているのが四角い金属製の枠です。インクを透過する薄い布が張られていて、そこにインクを通さない部分を作り模様をプリントします。

枠状の版



枠と円柱状の版はどのように使い分けられるのかな、と思いつつこのフロアの展示には大変興味を惹かれました。枠状の版でどうやって色を重ねて柄を仕上げていくのかを映像で見せている展示も素晴らしいものでした。完成した製品も素敵ですが、どうやって作っているのかという点には興味が尽きません。

色を重ねていく展示



この展覧会を見て、随分前ですが愛知県にあるプリント会社の見学に行ったことを思い出しました。布製品の製造工程を授業で紹介するために、織物会社に勤めている学生時代の友人に紹介してもらって訪問が叶いました。

大量の布



布の裏



毛足のある織物です。これからプリントの作業に入るのでしょう。量が半端ではないですね。

ロータリープリントのローラー



プリントしているところ



ローラーの内部



マリメッコの展示会場にもあったローラーです。こちらはシンプルな斜めの柄です。青い生地に斜めの柄がプリントされています。見学者用の説明書がこちら。布に色柄を乗せただけで終わりではありません。洗っても柄が落ちないように定着させて乾燥させる工程があります。

ロータリープリント機の紹介



出来上がった布



仕上げの説明1



仕上げの説明2



ロータリープリントの他に枠状の版もありました。(ピントがあってなくてすみません)またプリンター形式の機械もありました。



プリンター



分散染料インク



いつも身近にある布たちがどうやって作られているのか、製作工程を知るとさらに使う楽しみが倍増します。京都展が終わったら10月以降に全国を巡回するそうですよ。ぜひお出かけください。

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