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2026年10月27日
【文芸コース】書くためのストレッチ
皆さん、こんにちは。文芸コース主任の川崎昌平です。
今回は、私が普段からやっている「書くためのストレッチ」を紹介したいと思います。
文章を書いていると、肩が凝ったり目が疲れたり手が痛くなったりしますよね。これはもう、たくさん文章を書く上では、避けられないアクシデントだと私は考えています。しかしながら、そうした痛みを「〈珠玉の原稿〉を書くための必要な犠牲だッ、痛みに耐えて頑張れ俺の腕!」と我慢しながら筆を運ぶのは、あまりにも将来性に乏しい態度です。いや、私自身も、若い頃は、否、ついこの間まで「目と肩と腰は消耗品。文句を言わずに書くしかない」と思っていたんです。でも、40歳を過ぎたあたりから、あまりにも腰は痛いし、視力は衰えるし、肩は動かないし……「書きたいことはまだまだたくさんあるのに、このままじゃあ、50歳を過ぎる頃には、身体的な原因で、もう書けなくなるかも」などと感じていました。ところがですね、44歳から剣道を30年ぶりに再開したことにより、私の肉体は劇的に変化しました。剣道で私が強くなったから、という意味ではありません。もっとシンプルで、「剣道の稽古前にするストレッチ」を意識的に日常にも取り入れたことにより、「執筆中の肉体の負荷が、ストレッチにより軽減された」のです。
もちろん、これは素人の感想です。運動生理学とかスポーツ科学的な文脈で、どの程度、私の感じた変化が正しいのか、すみません、門外漢なので確信は持てないものの、変化した事実だけは嘘ではありません。まず、肩凝りがなくなりました。いくら書いてもちっとも肩がギシギシ悲鳴をあげないんです。手首の痛みというか、書いているとやがてやってくる、手首や指先が重たく鈍くなる感触が、スーッと消えました。そして最大の効果は、腰の痛みです。これがサッパリなくなりました。おそらく、剣道は背中が曲がっていたらダメ→背筋を延ばしながら稽古をする→背筋が鍛えられる→腰への負荷が軽減する……という流れの成果なのだと思っているのですが、まあ、このあたりの詳細も、やはり私は専門家ではないのでわかりません。
いずれにせよ、私が「ストレッチ」を書くために実施するようになって、よい変化を味わえているのは間違いないので、今回は、その「ストレッチ」を誰もが実践できるよう、わかりやすく画像とともにお伝えしたいと思います。
ではまず手首のストレッチから。手をこうやって前に出します。
その手を反対の手で掴みます。
そしてグーッと自分の身体の方へ引っ張ります。
横から見ると、こうです。手首から肘にかけての部分がグーッと伸ばされているのがわかると思います。
あ、いい忘れていましたが、肉体には当然ですが個人差があります。無理な負荷の掛け方はかえって肉体にダメージを及ぼす可能性があります。ですので、このブログを読んで実践しようとした際に、ちょっとでも痛いとか苦しいとか感じたら、決して無理はしないようにしてください。あくまでも私という作家の実践例を紹介しているだけですので、責任は負いかねます。
次は手をこうやって下に向けます。
そして反対側の手で、グーッと自分の方へ押さえつけるようにします。
横から見ると、こうです。さっきとは反対側の腕の側面が、伸びている感覚が得られると思います。
他にも肩や肘など、いろいろとストレッチできる部位は多くあります。ブログで写真と一緒に紹介してもわかりにくいと思いますので、そのうちYouTubeで全編を公開するつもりです。興味を持ってくれた読者の方がいらっしゃるとしたら、申し訳ないのですが、気長にお待ちください。
あ、でも、これは伝えておきたい、というのが、首のストレッチです。
両手を開いて顎の下に置きます。
そして、こうやってグーッと頭部を持ち上げます。必ずゆっくりやってくださいね。急いでやろうとすると、危ないです。慎重に、首の動きをよく感じながらグググッと持ちあげましょう。スマホなどのせいで、首への負担、増えていますからね、現代人は。予め首をほぐしておくのは大事だろうなと私は思っています。
というわけで、今回は手首と首の2箇所のストレッチをお伝えしましたが、これをやるだけでもだいぶ変わります。数時間書き物をした後の、肉体の軋みが、全然違うんです。ストレッチをしておけば、疲労の蓄積も軽減されます。そうして、ダメージを低減できた事実は、とりもなおさず、その後の表現者人生において、より長く創作活動に勤しめる可能性をアップさせるわけです。
表現者は、表現を継続させなければなりません。どれほど優れた作品であっても、それが一発で終わってしまえば、同時代においても後世においても、その表現を評価する文脈を生みにくくなるからです。表現者当人にとっても、表現という人生における最高に楽しい営為を、一発で終わらせたくはないでしょう。能う限り、長く楽しみたいと願うのが人間の本性です。
ですから、長く書き続けたいのなら、衰える肉体に抗って表現を継続したいのなら、創作するまえのストレッチは、重要なのだというのが、私の主張です。本学の学生の皆さんや、このブログを読んでくださったクリエイターの方々に、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、なぜ私が剣道のための格好をしているかというと……このストレッチ、応用編があるからです。木刀を使った「肩凝り軽減ストレッチ」や「腰痛さよならストレッチ」のための動画を撮影していたからこの格好なのですが……機会があれば、そうした応用編もご紹介できればと思います。
それでは皆さん、レッツ・ストレッチ!
文芸コース主任 川﨑昌平
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今回は、私が普段からやっている「書くためのストレッチ」を紹介したいと思います。
文章を書いていると、肩が凝ったり目が疲れたり手が痛くなったりしますよね。これはもう、たくさん文章を書く上では、避けられないアクシデントだと私は考えています。しかしながら、そうした痛みを「〈珠玉の原稿〉を書くための必要な犠牲だッ、痛みに耐えて頑張れ俺の腕!」と我慢しながら筆を運ぶのは、あまりにも将来性に乏しい態度です。いや、私自身も、若い頃は、否、ついこの間まで「目と肩と腰は消耗品。文句を言わずに書くしかない」と思っていたんです。でも、40歳を過ぎたあたりから、あまりにも腰は痛いし、視力は衰えるし、肩は動かないし……「書きたいことはまだまだたくさんあるのに、このままじゃあ、50歳を過ぎる頃には、身体的な原因で、もう書けなくなるかも」などと感じていました。ところがですね、44歳から剣道を30年ぶりに再開したことにより、私の肉体は劇的に変化しました。剣道で私が強くなったから、という意味ではありません。もっとシンプルで、「剣道の稽古前にするストレッチ」を意識的に日常にも取り入れたことにより、「執筆中の肉体の負荷が、ストレッチにより軽減された」のです。
もちろん、これは素人の感想です。運動生理学とかスポーツ科学的な文脈で、どの程度、私の感じた変化が正しいのか、すみません、門外漢なので確信は持てないものの、変化した事実だけは嘘ではありません。まず、肩凝りがなくなりました。いくら書いてもちっとも肩がギシギシ悲鳴をあげないんです。手首の痛みというか、書いているとやがてやってくる、手首や指先が重たく鈍くなる感触が、スーッと消えました。そして最大の効果は、腰の痛みです。これがサッパリなくなりました。おそらく、剣道は背中が曲がっていたらダメ→背筋を延ばしながら稽古をする→背筋が鍛えられる→腰への負荷が軽減する……という流れの成果なのだと思っているのですが、まあ、このあたりの詳細も、やはり私は専門家ではないのでわかりません。
いずれにせよ、私が「ストレッチ」を書くために実施するようになって、よい変化を味わえているのは間違いないので、今回は、その「ストレッチ」を誰もが実践できるよう、わかりやすく画像とともにお伝えしたいと思います。
ではまず手首のストレッチから。手をこうやって前に出します。
その手を反対の手で掴みます。
そしてグーッと自分の身体の方へ引っ張ります。
横から見ると、こうです。手首から肘にかけての部分がグーッと伸ばされているのがわかると思います。あ、いい忘れていましたが、肉体には当然ですが個人差があります。無理な負荷の掛け方はかえって肉体にダメージを及ぼす可能性があります。ですので、このブログを読んで実践しようとした際に、ちょっとでも痛いとか苦しいとか感じたら、決して無理はしないようにしてください。あくまでも私という作家の実践例を紹介しているだけですので、責任は負いかねます。
次は手をこうやって下に向けます。
そして反対側の手で、グーッと自分の方へ押さえつけるようにします。
横から見ると、こうです。さっきとは反対側の腕の側面が、伸びている感覚が得られると思います。他にも肩や肘など、いろいろとストレッチできる部位は多くあります。ブログで写真と一緒に紹介してもわかりにくいと思いますので、そのうちYouTubeで全編を公開するつもりです。興味を持ってくれた読者の方がいらっしゃるとしたら、申し訳ないのですが、気長にお待ちください。
あ、でも、これは伝えておきたい、というのが、首のストレッチです。両手を開いて顎の下に置きます。
そして、こうやってグーッと頭部を持ち上げます。必ずゆっくりやってくださいね。急いでやろうとすると、危ないです。慎重に、首の動きをよく感じながらグググッと持ちあげましょう。スマホなどのせいで、首への負担、増えていますからね、現代人は。予め首をほぐしておくのは大事だろうなと私は思っています。というわけで、今回は手首と首の2箇所のストレッチをお伝えしましたが、これをやるだけでもだいぶ変わります。数時間書き物をした後の、肉体の軋みが、全然違うんです。ストレッチをしておけば、疲労の蓄積も軽減されます。そうして、ダメージを低減できた事実は、とりもなおさず、その後の表現者人生において、より長く創作活動に勤しめる可能性をアップさせるわけです。
表現者は、表現を継続させなければなりません。どれほど優れた作品であっても、それが一発で終わってしまえば、同時代においても後世においても、その表現を評価する文脈を生みにくくなるからです。表現者当人にとっても、表現という人生における最高に楽しい営為を、一発で終わらせたくはないでしょう。能う限り、長く楽しみたいと願うのが人間の本性です。
ですから、長く書き続けたいのなら、衰える肉体に抗って表現を継続したいのなら、創作するまえのストレッチは、重要なのだというのが、私の主張です。本学の学生の皆さんや、このブログを読んでくださったクリエイターの方々に、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、なぜ私が剣道のための格好をしているかというと……このストレッチ、応用編があるからです。木刀を使った「肩凝り軽減ストレッチ」や「腰痛さよならストレッチ」のための動画を撮影していたからこの格好なのですが……機会があれば、そうした応用編もご紹介できればと思います。
それでは皆さん、レッツ・ストレッチ!
文芸コース主任 川﨑昌平
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