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2018年08月07日

【写真コース】スクーリング紹介「写真Ⅴ-6(デジタルプリント・アドバンス)」

みなさんこんにちは。通信写真コースです。

今回は、外苑キャンパスで行われた「写真Ⅴ-6(デジタルプリント・アドバンス)」スクーリングについてご紹介します。

デジタルカメラを持っている方でも、プリントまで自分で行なっている方は、そう多くはないでしょう。
銀塩写真の頃は暗室の中で、酢酸の匂いを嗅ぎながら、溶液に浮かび上がる像にワクワクしたものです。
このデジタルプリント・アドバンスではデジタルカメラで撮影した画像データを紙に出力することを目指します。
プリント用紙を選ぶことから始まり、プリンタの性能を理解し、そして高品質のプリント目指します。
その上でカメラの機能を改めて理解し、撮影を行っていきます。


撮影する時にヒストグラムを見る重要性を学びます。その他、今まで触らなかったカメラの設定を紐解いていきます。
バランスの取れたヒストグラムを目指すことは、RAW現像で好みの調子や露出、色調を選ぶことを可能にします。




これらのカメラの機能に留意しながら、撮影を行ってみます。事前に日陰と日向でカラーチャートを撮影しておきます。


この日は真夏の炎天下の中の撮影となりました。ヒストグラムに留意しながらの撮影は慣れないかもかもしれません。
しかし、今後も露出決定の重要な判断材料になるので、慣れてくるまでの辛抱かと思います。


撮影後は教室に戻って、撮影データをパソコンへ取り込み、保存します。
本日はこれで終了です。

2日目は昨日に撮影した画像でプリントデータを作成していきます。
まずは調整前の撮影したままのデータで出力してみます。


出力したプリントをもとに、画像を調整していきます。お店プリントでは確認することができない貴重な作業になります。
作り手の細かなこだわりを見つけていきましょう。


一枚の撮影データを何度も粘り強く、調整を繰り返しながら、出力することができる貴重な環境に、皆さん満足されているようでした。
写真がデジタルになって、プリントすることをゴールに置かなくなっている一面もありますが、出力した写真の完成度を目指して撮影することが、卒業制作に向けて重要な指針になっていくことかと思います。
作品を発表する上では、必ず経験しておきたい貴重な2日間になったのではないでしょうか。

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