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2018年09月15日
【写真コース】スクーリング紹介「写真V-2(プレゼンテーション)」
こんにちは。通信教育部 写真コースです。
今回は、8月に開講されたスクーリングの中から 8/25(土)、8/26(日)に京都・瓜生山キャンパスにて行われた「写真V-2(プレゼンテーション)」についてご紹介します。
講師は大阪で写真専門のギャラリーソラリスを運営する橋本大和先生です。

作品をギャラリーなどの展示空間に実際に展示する際には、どのようなことを考えなければならないでしょうか?
写真のサイズ、額装やパネル加工の方法、作品の並び、作品同士の間隔や高さ、展示を見る人の動線など、様々な要素について考えなくてはならないのではないかと思います。この授業ではそんな作品展示を考える際に必要な知識や技術を身につけるため、写真作品の額装や保存、そして展示についての理論や実践を学びます。
授業では、作品展示や、写真の保存、管理についてのレクチャーのほか、写真展示の方法として基本的な表現方法であるブックマットの制作と額装の実習が行われました。

ブックマットは専用のボードに四角い窓枠を開け、台紙とともに写真を挟みこむ写真の展示方法です。通常は、作品をブックマットに挟み固定した状態で、額に入れて展示されます。また、ブックマットを使うことで、作品プリントを直接手で触れることがなくなるため、作品の保護という点でも重要な役割を果たしています。
まず、持参した作品のイメージサイズを測り、窓枠のサイズや配置を決定します。

次に、マッティング専用のカッターでボードをカットします。

このカッター、力加減がなかなか難しく、コツを掴むまでは練習用のボードを使って何度も練習が必要でした。

疑問点など、先生に相談しながら作業が進みます。

ブックマットが完成したら、額装の作業です。

額装の際には、ホコリがガラスと作品の間に入らないよう、とても気を使わなければなりませんでした。

授業の後半では、仕上がったブックマットとともに、各自の作品を並べて講評会です。

マッティングから額装までを実際に行うことで、自分の作品を人に見せるかたちにする「プレゼンテーションする」という状態まで、作品制作のプロセスを連続してイメージできるようになるのではないかと思いました。
写真コースの学びの集大成となる卒業制作展はもちろんですが、今後作品発表を行っていく上でも非常に参考になる授業だったのではないでしょうか。
写真コース|学科・コース紹介
今回は、8月に開講されたスクーリングの中から 8/25(土)、8/26(日)に京都・瓜生山キャンパスにて行われた「写真V-2(プレゼンテーション)」についてご紹介します。
講師は大阪で写真専門のギャラリーソラリスを運営する橋本大和先生です。

作品をギャラリーなどの展示空間に実際に展示する際には、どのようなことを考えなければならないでしょうか?
写真のサイズ、額装やパネル加工の方法、作品の並び、作品同士の間隔や高さ、展示を見る人の動線など、様々な要素について考えなくてはならないのではないかと思います。この授業ではそんな作品展示を考える際に必要な知識や技術を身につけるため、写真作品の額装や保存、そして展示についての理論や実践を学びます。
授業では、作品展示や、写真の保存、管理についてのレクチャーのほか、写真展示の方法として基本的な表現方法であるブックマットの制作と額装の実習が行われました。

ブックマットは専用のボードに四角い窓枠を開け、台紙とともに写真を挟みこむ写真の展示方法です。通常は、作品をブックマットに挟み固定した状態で、額に入れて展示されます。また、ブックマットを使うことで、作品プリントを直接手で触れることがなくなるため、作品の保護という点でも重要な役割を果たしています。
まず、持参した作品のイメージサイズを測り、窓枠のサイズや配置を決定します。


次に、マッティング専用のカッターでボードをカットします。


このカッター、力加減がなかなか難しく、コツを掴むまでは練習用のボードを使って何度も練習が必要でした。

疑問点など、先生に相談しながら作業が進みます。


ブックマットが完成したら、額装の作業です。

額装の際には、ホコリがガラスと作品の間に入らないよう、とても気を使わなければなりませんでした。


授業の後半では、仕上がったブックマットとともに、各自の作品を並べて講評会です。



マッティングから額装までを実際に行うことで、自分の作品を人に見せるかたちにする「プレゼンテーションする」という状態まで、作品制作のプロセスを連続してイメージできるようになるのではないかと思いました。
写真コースの学びの集大成となる卒業制作展はもちろんですが、今後作品発表を行っていく上でも非常に参考になる授業だったのではないでしょうか。
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