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陶芸コース

2018年11月09日

【陶芸コース】卒業制作スクーリング

みなさんこんにちは。今回の陶芸コースのブログは本年度の卒業制作スクーリングを紹介します。10/6~8、10/20~22、11/3~5の三回行われたスクーリングから、制作の様子を取り上げました。



陶芸の技法にはいくつかありますが、今回も一番多かったのが手びねりによる技法です。自由に形を作れる点では応用範囲が広いといえるでしょう。

基本はひも状にした土を積み上げていくやり方です。

そのあと形はいろいろ展開できます。叩き板を使って形を整えたり、土を絞めたりします。

別々に作った部分をくっつけることもあります。

次に多い技法はタタラでしょうか。このような機械を使うと大きなタタラも楽に作ることができます。

作ったタタラを曲げたりして思う形を作っていきます。

タタラを型紙に沿って切り取り、それをくっつけて形を作ります。

色素地を練りこんで模様を作り、タタラを作って成形しています。

陶箱はタタラで作る代表的な作品ですが、意外と難しいものです。

新しい磁器素材を使っての挑戦です。

次に、石膏型を使っての鋳込み成形による作品作りです。石膏型の中に磁器泥漿を流し込み形を作ります。

こちらはロクロ成形を応用して制作されています。

形が出来上がると次の段階です。コンプレッサーを使っての化粧土の吹き付けをしています。

同じ吹き付けでも霧吹きを使うと細かい作業ができます。

こちらは硬くなった作品をスプーンや丸い石で磨き上げ、光沢を出します。これを黒陶焼成すると黒光りする焼き物になります。

針金に泥漿を絡ませ形を作ります。焼くとどうなるか楽しみな作業です。

卒業制作のスクーリングも次はいよいよ焼成です。釉薬をかけて、窯詰し焼き上がりが楽しみです。

 

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