PHOTO

PHOTO

写真コース

2018年11月22日

【写真コース】スクーリング紹介「写真Ⅱ-3(ライティング基礎)a」

みなさんこんにちは。通信写真コースです。

今回は、外苑キャンパスで行われた「写真Ⅱ-3(ライティング基礎)a」スクーリングについてご紹介します。

写真撮影において最も重要で基本的な、光とその構成についての理解を進める授業です。

今回は人口の光を使用し、ライトポジションによって被写体はどのように印象を変えるのか、または光の質感による見え方の違いなど、色々な光源を使ってライティングテクニックの基本を学んで行きます。

実際に、撮影から裏方仕事まで制作を通して体験するという、貴重な時間となっています。



ライティングを行うにあたって、改めてカメラの仕組みをおさらいします。光量をコントロールできるライティングの長所を十分に生かすには、「どれくらいの絞りで、どのシャッタースピードで撮りたいか」といった、仕上がりをイメージすることも大切です。



ライトの種類によってその効果も異なります。一番明るいハイライトの部分や、最も暗いシャドーの部分をライトボジションや光質によって、作りこんで行くことができます。





初日は定常光と呼ばれる、一定の明るさで照らすタングステン光を用いてライティングを行います。







露出計を使って、ハイライト部やシャドー部などを計測。より具体的に光の質を知って行きます。また計測することで光量の割合で変わる印象を数字で知ることができます。皆さんは熱心にメモを取っていますね。

地道なことですが、基本的で非常に重要な体験になったかと思います。



2日目は昨日の定常光でのライティングの体験を踏まえた上で、皆さんの事前課題を見ます。1日目の体験を踏まえて見ると、以前との光の見方の違いに気付いてくるのではないでしょうか。



ストロボ光を用いたライティングです。普段ではなかなか触ることのない、ストロボ機材を体験することで定常光とは違ったライティングを目指します。





レフ板やアンブレラ、ソフトボックスといった聞き慣れない用語が飛び交う中、実際に触って動いて光の質の違いを確かめます。目指したい写真を頭に思い浮かべながら、被写体に当たる光を観察します。

2日間という短い時間ながら、考えて手を動かすことは大変だったかと思います。しかし、ライティングの体験をすることで、普段の光の見え方が一段と違って見えてくることかと思います。

写真コース|学科・コース紹介

この記事をシェアする