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2020年08月30日

【写真コース】スクーリング紹介「写真Ⅳ-1(ライティングアドバンス)」



こんにちは。通信教育部 写真コースです。
今回は、7/4(土)、7/5(日)に行われた「写真Ⅴ-7(ライティングアドバンス)」の遠隔授業の様子をご紹介します。

定着してきたWeb会議アプリケーションの「Zoom」を使用しての授業ですが、担当教員を含めたスタッフ等は揃って東京外苑キャンパスからお送りいたしました。

「写真Ⅴ-7(ライティングアドバンス)」では高度な静物撮影技術の習得を目的とした授業です。教室にセットを組んで、リアルタイムで中継を行いながら実際に撮影を進めていくという、テレビ局さながらに他の遠隔授業や通常の対面授業とも異なった新鮮で充実した授業が展開することができました。

東京での「ライティングアドバンス」は野口好史先生がご担当しました。すでにZoomでのやり取りに熟知されていた野口先生が、ご自身で用意したwebカメラやブルートゥースイヤホンなどの機材で、アクティブに展開するライティングの授業へ万全の態勢で臨んでいただきました。



この授業では撮影した写真をダイレクトにパソコンで表示することのできる「テザー撮影」を利用します。「テザー撮影」は成果を共有することができたり、パソコンから遠隔で操作などを行えます。



表面に凹凸のある缶コーヒーを被写体にセットを組んでいます。

プロのカメラマンによる実際の撮影セットを見る機会は勉強になります。



今回の遠隔授業では学生が実際に機材を触ることがありませんので、丁寧に扱い方を紹介していきます。



機材の用途や操作説明は、まるで番組放送のようですね。

アシスタントの福田さんとの阿吽のやりとりで、和やかな雰囲気の授業になりました。



授業内で紹介された機材はその使い方だけはなく、野口先生オススメのものとして今後の購入の参考にもなります。特に安価で手に入れやすいものも紹介していただいています。



モチーフの捉え方やライトの性質、光についてのその効果を学びます。

イメージではなく具体的な名称を覚えることで、スタジオライティングの場で必要なコミュニケーションも習得することになります。



更に実践的なライティングを計画していきます。

今回は遠隔授業ならではの方法で行っていきます。

『set.a.light 3D V2.5』というライティングシュミレーションができるソフトを利用しました。細かいライティングまで計画できる優れものです。

(『set.a.light 3D V2.5』 https://www.elixxier.com/en/index.php )



実際に撮影をしてみます。

すでに習得したカメラテクニックを基礎に、スタジオライティングによって最適な光の演出を考え、イメージを具現化していきます。



通信教育ならではの自宅学習であるものの、非常に充実した学習内容になりました。

遠隔授業ですので、実際に機材に触ってその操作やその重さを味わうことはできませんでしたが、それを補って余りあるコミュニケーションが生まれたように思います。

対面授業とはまた異なった、内容の濃い授業になったのではないかと思います。

 

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