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グラフィックデザインコース

2019年06月04日

【情報デザインコース】作ることにプライドを持つこと

「プロモーションデザイン」のご紹介

こんにちは。

今回は東京・外苑キャンパスで5/18-19に行われたスクーリング科目「プロモーションデザイン」の授業をご紹介します。

 

この授業は日常にあふれる商品のパッケージを分析・読み解き、新製品を企画し、そのネーミングやロゴ、パッケージなどのグラフィックデザイン表現に取り組み、プロモーション企画の手法を学びます。

 



まずは事前課題として各々がリサーチしてきた、お菓子や飲料といった商品の実際に行われてきたプロモーション活動や、ライバル商品、ターゲット層についての情報を発表してもらいます。3年次のスクーリングとだけあって、さすが皆さんこの辺りはよく調べられているなぁという印象です。

 



その後、それぞれの作業に入っていきますが、途中途中で先生と相談したり意見を交わしながら進めていきます。選ぶ商品がそれぞれでみんな違うので、作業の工程や手法もそれぞれで違ってきます。自分が作りたいビジュアルを形にするにはどうしていけば良いのか、自由度が高く応用的なのも3年次の授業らしいところです。

 



2日目のお昼過ぎまで作業の時間で、完成した作品は撮影もしてもらいます。

実際に売られている商品と、今回制作した課題をパッケージに巻きつけた物を並べて撮影すると、その完成度の高さにどちらが課題で、現存の商品かの見分けがつかない物もあります。

 



完成したみなさんの作品は一緒に並べて講評をしていきますが、ここで先生から「プレゼン用に講評に適した作品の配置をするように」と指示が出されました。

作品がきちんと、見栄えがするように展示すること。自身が作ったものを最後まで責任とプライドを持って扱うとはこういう事なのだなと思います。

 



授業の途中、通信で学ぶというのは、特に通学部よりも人と交流できる機会が少ない為、講評会も学生さんが積極的に作っていくのが大事であるというお話がありました。

今回の講評会でも、先生からのアドバイスと言うよりは、学生さん同士で褒めたり指摘をしあっていたのですが、毎年この授業の体験から他の授業でも積極的に意見を交わすようになる雰囲気が見られます。そういった面でも、この授業はたくさん気づきがあるのだと思います。

最後にみなさんの作品を並べた様子は、どれも完成度が高く壮観でした。

2日間お疲れさまでした。

 

情報デザインコース 非常勤講師 山崎

情報デザインコース| 学科・コース紹介

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