PHOTO

PHOTO

グラフィックデザインコース

2021年06月25日

【グラフィックデザインコース】「こんな商品があったらいいな」をパッケージにしてみる

こんにちは。グラフィックデザインコース/情報デザインコースの業務担当講師 神野由紀子です。5/15-16に外苑キャンパスで行われたスクーリング科目、グラフィックデザインV-1「プロモーションデザイン」の授業をご紹介します。

今回の課題は「商品企画」


スーパーやコンビニには多くの商品が溢れています。それぞれが、ライバル商品より沢山売る為にパッケージでアピールをしています。定番の商品でもパッケージを少しずつリニューアルしたり、同シリーズの新商品を出したりと、時代に合わせた商品へと変化させ、購買意欲へと繋げようとしています。企業の立場から、パッケージをどうデザインすれば購買意欲を高められるのかを考え、トレーニングする授業を行いました。



プロモーションデザインは3年次の対面授業です。大学生活後半のスクーリングになり、皆さん気合が入っています。



まずは今回の授業の流れと、どういう目的をもって進めていくのかの説明があります。




事前課題で、既存商品のコンセプト・ターゲット・ライバル商品などをリサーチしてきました。そこから問題点を洗い出し、自分ならどのようにリ・デザインするかを発表します。



先生が発表内容チェックし、各自にアドバイスをします。




先生の授業と各自に与えられたアドバイスを基にパッケージのリニューアルや新商品の提案をします。PhotoshopやIllustratorを用いてパッケージデータを作りました。印刷したものを本物のパッケージのように立体化させます。
※画像は、既存のパッケージと学生さんの制作したものを並べています。



立体にする為、全ての面のデータを制作します。商品はお店の都合によって置き方は様々です。どの置き方でも商品を認識して貰えるようにデザインを考えないといけません。




プロモーションデザインを学ぶ授業ですので、講評会ではクラスメイトと協力してお互いの作品を見栄え良く展示するという、プロモーションを意識した行動を求められました。最初は展示スペースに完成した順から適当に置いていた皆さん。お菓子のパッケージ群、ドリンク群でまとめるなど、分類し、さらに見栄えの良いバランスを全員で相談しながら配置替えをしました。



こんなものが有ったらいいなと思うものを形にするのは大変ですが、
完成したものを見ると喜びもひとしおです。皆さんの工夫した部分を直接見て、
感想を言い合えるのはスクーリングならではの楽しみです。
「そういう考え方も有ったんだ!」「そこが気になるんだ!」と、それぞれのこだわりを聞くだけで面白いし参考になります。

2日間のスクーリング、皆さんお疲れ様でした。

グラフィックデザインコース| 学科・コース紹介



▼グラフィックデザインコース:おすすめ記事

【情報デザインコース】たくさんの情報を取り込める体質になろう 「観察発想トレーニング」のご紹介


 【情報デザインコース】人の気持ちをつかむコミュニケーション 「広告企画とコピー」のご紹介


※グラフィックデザインコースは2021年春より「情報デザインコース」から「グラフィックデザインコース」に名称が変わりました。
これまで「情報デザインコース」として「情報デザインクラス」と「イラストレーションクラス」に分かれていましたが2021年春より「イラストレーションクラス」が通学不要なオンライン学習のみで卒業可能な「イラストレーションコース(手のひら芸大)」として新設・独立したことにより、現在はグラフィックデザインのみのカリキュラムとなっています。

この記事をシェアする