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写真コース

2019年06月17日

【写真コース】スクーリング紹介「写真II-1(撮影基礎1)」

こんにちは。通信教育部 写真コースです。

今回は、6/1(土)、6/2(日)に京都瓜生山キャンパスにて行われた「写真II-1(撮影基礎1)」のスクーリングの様子をご紹介します。

「写真II-1(撮影基礎1)」は、1年次の科目として開講されています。「撮影基礎」という科目名の示す通り、この授業では写真撮影の基礎について学びます。
ただし、一言に「基礎」といってもその内容は様々です。カメラの構造をはじめ、カメラや三脚の操作方法、露出や被写界深度、レンズ効果などについて学び、基本的な撮影技術を習得することはもちろん、撮影時のルールやマナー、作品制作におけるテーマ設定などについても、講義と実習を通して理解を深めます。

この授業では、2日間のスクーリングで2種類の撮影課題に取り組みました。
1日目に取り組む第一課題では、絞りとシャッタースピードによる撮影効果について理解を深めるため、同じ撮影条件の下、絞りとシャッタースピードを変えて撮影を行い、それぞれの違いを比較しました。
すでに写真の経験がある方には、とても簡単な内容のように思われるかもしれませんが、実は意外と奥が深い課題です。

絞りとシャッタースピード、それぞれの違いを的確に表現するために、様々な被写体を撮影することを通して、撮影効果の違いを身体的に理解し、身につけることが目標となります。





 

2日目に取り組む第二課題では、テーマ制作に挑戦しました。1日目で学んだ撮影技術を踏まえながら、テーマに沿って撮影を行い、複数枚の写真を構成する練習を行います。撮影後には2グループに分かれて合評を行いました。



卒業制作では、各自の考えたテーマを1年間追求し作品制作を行います。テーマをどのように考え、そしてどのような方法論で制作を進めるのか、それを決めることはなかなか一朝一夕でできることではありませんね。

この授業では、そうした通信教育部での作品制作の入り口に立つことを目標にテーマ制作に取り組みました。短い合評の時間でしたが、作品制作の楽しさや苦労、そして発表の喜びを少しでも感じ、今後の作品制作に励んでいただきたいと思いました。

以下は今週末に開催される特別講義の告知です。ご興味のある方はぜひご参加ください!
受講無料・事前申込不要で本学在学生でなくてもご参加いただけます。
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■通信教育部 写真コース 特別講義

日時:6月22日(土)18:30~20:00
会場:東京外苑キャンパス(教室は当日の掲示をご確認ください)
講師:大西 洋氏(株式会社Case 代表取締役)
テーマ:「表現としての本」 ~写真家における写真集表現のこれから~
特別講義 開催案内PDF
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