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2019年09月03日

【芸術学コース】「芸術鑑賞1(日本・東洋)」美術館等における作品鑑賞やレポート作成のポイント

皆さん、こんにちは。本日は、芸術学コースの入門的な科目「芸術論I-3(芸術鑑賞1 日本・東洋)」をご紹介します。

本科目は、日本・東洋美術に慣れ親しむための入門的な科目です。
はじめに、各地の美術館や博物館で開催されている日本・東洋美術の特別展もしくは常設展に出かけ、好きな作品を選び、じっくり鑑賞していただきます。
その後、図書館に足を運んで、美術全集や美術史の概説書などにあたり、作品の基本的な情報や観察した際に気づいた新たな発見について記し、レポートにまとめるというもの。

/// 授業の流れ
作品を鑑賞。 → 図書館等で調査。 → レポートにまとめる。

「個々の作品について知識を深めると共に、作品について学んでからじっくりと作品に向き合うことの大切さを自覚し、また、作品を見る眼や観察力を養うこと」を科目の到達目標に据えています。

学習用WebサイトairUには、課題に取り組むにあたって参考となるよう、担当の金子典正先生による「解説動画」を掲載しています。
こちらの動画では、学習の全体の流れや美術館や博物館における作品鑑賞のポイントなどについて、金子先生ご専門の「龍門石窟」の仏像などを例に解説しています。

動画教材(導入)1
学習の全体の流れと、美術館や博物館における作品鑑賞のポイント


動画教材(導入)2
作品の鑑賞後、レポート作成のポイント


いかがでしたか?
実物を見ることの大切さ、鑑賞のポイントが伝わりましたでしょうか。

こちらの動画教材は、昨年から公開したのですが、授業後のアンケートでは、「Q. 動画教材を利⽤したことにより、学習効果が⾼まったと思う」との質問に対し、66.7%の方が「そう思う」、33.3%の方が「まあそう思う」と回答されました。

入学したばかりの方々にとっては、どのように作品を鑑賞したり、文献にあたって調べたり、レポート形式にまとめていけば良いのか、そのノウハウがわからず、不安なもの。

動画教材ならではの効果があったようです。
動画は先生の顔も見え、やる気になります。

レポートは具体的にどう取り組めばいいのか理解しやすく、楽しく充実した取り組みをおこなえたと思います。

作品をじっくり鑑賞するという機会をいただき、そこから見えてきたこと気づいたこと、文献などの資料から学んだことが沢山あります。ただただ作品の美しさを呆然と鑑賞してきたところから、一歩踏み込んだ鑑賞が出来たことが大変に嬉しい事でした。

2018年度授業アンケートより


芸術学コースでは、幅広いジャンルの美術史や芸術理論を習得し、美術館や博物館で芸術作品と向き合ったとき、これまでとは違う視点から、より深く作品を理解できるような知識や感性を身につけられます。

入学前の皆さんも、今回ご紹介した動画教材を参考に、美術館等へ足を運び、作品を観察し、自分なりの新たな気づきを言葉にまとめてみてください。

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