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2019年10月16日

【写真コース】心の向くままにシャッターを押す「写真演習Ⅰ-1(写真日記)」

みなさん、こんにちは。
いつもは「スクーリング科目」の様子を紹介することが多いですが、本日は、入学してまず最初に取り組むテキスト科目(自宅学習)「写真演習Ⅰ-1」をご紹介します。

この科目の第一課題では、「写真による日記」を制作します。日頃の生活の中で起こる出来事や感じたことを、写真というメディアを使って表現し、「写真の楽しさを実感していただく」ための課題です。


科目概要と到達目標
最初に取り組んでいただきたい本科目は、写真制作の原点である自己とその周辺を見つめて、認識していただくためのものです。イメージを写真化する発端である自己の視点と感覚を明確にして、写真による自己表現を目指しましょう。


写真を学ぶとなると、どうしても「うまく撮ろう、きれいに撮ろう」という気持ちが前に出てしまいます。しかしまずは、日記を記すかのように心の向くままにシャッターを押し、撮影した写真を見返すことで生まれる発見や気づきを捉えることが、この課題では大切です。

また、入学してまず最初に取り組む課題ということで、まだ入学間もない方々向けに、教員から「学びのヒント」を動画でお伝えしています。
今回は、その中から2つほどご紹介します。


教員から皆さんへ Part1「学びのヒント」


教員から皆さんへ Part2「卒業に向けて」



いかがでしたか?
「いつでも、写真のことを考えてほしい」「カメラが無いと思うくらい、身体化する」という言葉が、印象的です。

実際に、入学して最初の一歩を踏み出し、課題に取り組んだ学生の皆さんからは、以下のような感想をいただいています。
2週間分(14日分)の写真日記は大変かもしれませんが、「写真とは何か?」「表現とはどのようなことか?」「写真で何をなすべきか」という命題に向けて、思考し始めたことが伺えます。


動画教材を視聴することによってより理解ができた。

改めて、表現するとはどういうことか、考えるためのスタートラインにたったような気がします。自分と向き合うこと、感じていることをすくい上げること、さらに、それをどう表現に結びつけていくかがこれからの課題だろうと思いました。そのための学びを深めていけることを望みます。

一つ一つの課題が簡単ではありませんが、よく練り上げられているシラバスに沿って学んでいく中で、きっと新たな発見や納得があるように感じています。

難しくて考えさせられました。ですが、そのおかげで、今後役に立つ大きなステップをふめたように感じます。講評をいただいて、なるほどそういう視点があるのかと、大変勉強になりました。

担当の先生の評価を見てヤル気が出ました!頑張ろうと思えました。カメラ初心者で、技術がまだついていかない状態での課題初提出でしたので、ガツンとやられるかと思い恐れておりましたが、逆にガツンと勇気を貰いました。本当にありがとうございました。頑張ります!

2018年度授業アンケートより




写真コースでは、写真の原理やデジタルカメラの扱い方といった基礎知識から、最先端の写真表現まで。芸術大学ならではの幅広く奥深い内容を、ひとつひとつ体験しながら、初心者にもわかりやすく学べます。
技術だけでなく「作品づくりのための考え方」を学べるのが大きな特徴。自分にとっての写真を根底から見つめ直し、自分だけの作品世界の確立をめざします。



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