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写真コース

2019年11月05日

【写真コース】秋の一日体験入学が開催されました。

こんにちは。通信教育部 写真コースです。

去る113()に京都 瓜生山キャンパスにて通信教育部写真コースの秋の1日体験入学が開催されました。今回はその様子をご紹介します。 秋の一日体験入学では、入学説明会や、各コースの体験授業が行われています。

体験授業では、スクーリングで行われている授業の一部をコンパクトに体験していただくことで、通信教育部での学習のエッセンスを吸収していただけるような内容となっています。

今回の体験授業では「写真Ⅰ-1クリエイティブ」という1年次で開講されているスクーリングから、「言葉からイメージを生み出す」という制作課題に挑戦しました。

まずは、授業を担当されている堀井ヒロツグ先生からのレクチャーです。

写真の起源を知り、現在の写真表現について理解を深められる、興味深い内容のレクチャーでした。

レクチャーの後はいよいよ撮影実習です。「言葉からイメージを生み出す」という課題内容からも想像できる通り、あるひとつのキーワードをテーマに、作品制作に取り組みます。

今回の制作テーマは「境界」

少し難しいテーマのように思われるかもしれませんが、この「境界」という言葉からどのようなことを考え、どのように世界を捉え、何を発見するのか。ということがこの課題のポイントでもあり、面白い部分でもあります。

被写体に近づいたり離れたりしながら、様々な角度から撮影をされていました。
みなさん、どのような写真を撮影されたのでしょうか。

撮影の後は、各自撮影した写真の中から1枚を選びプリントします。

プリントしている間は、卒業生による作品集やコースの資料などを自由に閲覧することができます。
卒業生の作品について説明をする中山先生。

プリントが終わると、いよいよ講評です。
まずは机の上にプリントを置き、全員で作品を鑑賞します。

続いて、先生からの講評です。作者のお話を聞きながら、それぞれの作品について講評をしていただきました。

それぞれが「境界」という言葉からどのようなことを考えて撮影を行い、その1枚を選んだのか、詳しくお話を聞くことで、写真の見え方が大きく変化したのではないでしょうか。

そして、先生方や他の方の意見を聞くことで、その写真のどのようなところが面白いのか、その写真からどのようなことが連想できるのか、新しい発見があったのではないでしょうか。

講評の後は、グループに分かれてディスカッションです。
それぞれの作品について、さらに詳しく意見交換を行いました。

このように、ご自身の作品について、様々な人の意見を聞くことができる点、そして他の方の作品を見て意見を交わすことができる点が、スクーリングのとても大切なところなのではないかと思います。

体験授業を通して、写真をただ撮影するだけではなくテーマ性を持って撮影を行うこと、そして1枚の写真の見え方が、ものの考え方、捉え方によって大きく変化するということを体験していただけたのではないでしょうか。

体験授業にご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています。

通信教育部の体験授業は、2020年の1(詳細は12月上旬ごろに公開予定)にも開催されます。

写真に興味をお持ちの方、写真コースでの学びに興味をお持ちの方、ぜひご参加ください。
「写真とは何か」この大きな問いに向き合いながら、新しい表現の世界を開いていくことを一緒に目指しましょう!

今後の入学説明会、1日体験入学の詳細は、下記リンクよりご確認ください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/briefing/

みなさまのご参加をお待ちしています!

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