【写真コース】イベント紹介「2019年度卒業制作展 ニコンプラザ新宿 THE GALLERY」

みなさんこんにちは。通信写真コースです。
今回は、東京のニコンプラザ新宿 THE GALLERYで開催中の「写真学校8校による卒業制作展 2020 vol. 2」展覧会の設置模様についてご紹介します。

出品を希望した有志の中から8人選ばれた2019年度卒業制作展の東京会場では、東京の審査会から4名、京都の審査会から4名の計8名の方々が展示します。
この展覧会は2週間に渡って各週4校ずつ計8校の都内にある大学・専門学校による合同の卒業展として開催されます。
2週間と続く中日のわずかな時間に、前期の4校と後期の4校の入れ替えを行います。
事前に図面などを利用して設置計画を立てて、少ない時間で希望の展示に仕上げます。
東京展での実際の取り付けはプロのインストーラーにお任せなので、事前に用意した計画図が必要になっていきます。
出品者立ち会いの元、細かい指示を出しながら隣り合う作品との間隔も気にしながら、図面と見比べながら改めて微調整していきます。
使い慣れない工具での計測や釘打ちも、プロの手際であっという間に作品が並んでいきます。今後の展示を行う上で非常に参考になりますね。
壁面中央にあるピンク色の糸は、160cm程度の身長の人を想定したアイレベルで、作品を並べる上での重要な基準になります。設置が全て終わるまで取り付けてありました。
細かい調整や特殊な装飾は、本人で行います。
限られた時間での作業では、どうしても時間が足りないので出品者同士で協力しあって作業する場面もありました。
人に意思を伝えたり、落ち着いて作業を進める上でも事前の詳細な計画が重要になってきます。
時間内ギリギリでしたが何とか設置することができました。搬出の打ち合わせをして終了です。お疲れ様でした。


今回、東京展の後にすぐに開催される予定でした瓜生山キャンパスでの卒業制作展は新型コロナウイルスの影響で夏に延期となりましたが、
コース独自の卒業制作展がある写真コースだけは、選抜とはいえ東京での卒展を開催することができました。
卒業制作展のような規模の大きい展覧会は、学業の成果を多くの人に見て貰える数少ない機会であると思います。展覧会での出会いが、どのようなきっかけに繋がるのか計り知れません。
京都造形大学生活最後の貴重な経験となるコース独自となる東京開催の卒業制作展の設置風景をお送りしました。この後に続く、夏の展覧会も楽しみにしていてください。

最後に、完成後の展示風景をご覧ください。


「写真学校8校による卒業制作展 2020 vol.2」
会期：2020年2月25日(火) 〜 2020年3月 2日(月)
日曜休館 10:30〜18:30（最終日は15:00まで）
会場：ニコンプラザ新宿 THE GALLERY、東京
〒163-1528
東京都新宿区西新宿1-6-1
新宿エルタワー28階
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