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陶芸コース

2020年04月27日

【陶芸コース】2019年度卒業制作風景のご紹介!

皆さん、こんにちは、陶芸コース教員の西村充です。

例年ならこの時期のブログは、卒業制作展の様子を紹介していたのですが、2019年度卒業制作展が新型コロナウイルスの拡大の影響で延期になったので昨年の卒業制作の制作風景を一部紹介させていただきます。



この作品は、手びねりで作られて、半乾燥のときに削ったり、乾燥後にサンドペーパーで仕上げられています。



硬めの泥漿を絞り出して作品のパーツを作られています。お菓子作りや料理も制作のヒントになることがあります。



芯になる筒を手びねりで制作し、表面に繊細な表情のパーツを付けていきます。



ガラケーをモチーフにした作品です。石膏型で制作されています。



この作品も手びねりで作られていて表面の突起はボディーが半乾燥した時に付けていきます。



タタラで作られたパーツを乾燥後にサンドペーパーで仕上げています。



卒業制作は、つねに教員と相談しながら制作を進めます。



半乾燥のボディーにたくさん穴をあけ、焼成後、その穴に糸を通して刺繍のような表現を試みておられます。



萩の荒い土を電動ロクロで円筒を挽き、それを切って繋ぎ合わせた作品です。寝かせた状態で制作されていますが、焼成後は、立てて展示する予定です。



様々な種類の土や技法で同じ形状の形を作り、表情の違いを表現されています。



下絵の技法です。素焼された作品に色化粧土で絵を描き、その上に透明釉を施釉して焼成します。釉の下に描くので下絵といいます。



手びねりでつくられた作品全面に白化粧を施し、針で白化粧を削り落として模様を描かれています。



タタラの様ですが、手びねりで作られています。薄い作品なので乾燥して強度がでるまでは、作品下部を土で支えています。しっかりと制作工程を計画されています。



最後に自宅の桜です。先行きの見えない不安な状況ですが、例年とおりに咲いてくれたので少し癒されました。

新学期が始まり本来なら新入生の皆さんも在校生の皆さんもどんな作品を作ろうかとワクワクしている時期なのですが、新型コロナウイルスの拡大で先行きの見えない不安な状況が続いています。大学からの連絡をairUキャンパスでこまめに確認して下さい。また、学習に関する不安や疑問は、些細なことでも結構ですのでコンシェルジュや質問メールでおたずね下さい。教職員が精一杯サポートさせていただきたいと思っています。

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