空間演出デザインコース
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2020年07月22日
【空間演出デザインコース】マンションのいろんな部屋づくり
こんにちは。空間演出デザインコース岡本正人です。
空間演出デザインコースでは、「空間」のデザインを軸としながら、領域を越えて、様々なデザインに触れることのできるコースです。さまざまなデザインを考えていく上で、そして、生み出したデザインを人に伝えていく上で大事なもののひとつに「模型」があります。
今回は、「モデル・メイキング」という、この「模型」をつくることを学ぶ授業をレポートしていきたいと思います。


つくる模型は、この木のフレームに入れるものです。
…なんだと思いますか??
実は、この木の枠に入れるものは、
「部屋」なんです。
みんなそれぞれ、自由にマンションの一室の模型をつくります。そして、みんなの作品を組み合わせることでマンションになるという課題です。
例年であれば、この写真のように大学のキャンパスに来ておこなう授業なのですが、今年は新型コロナの影響により、オンラインでの授業スタイルで行うことになりました。
「実際に手を動かして模型をつくる授業が、オンラインでできるの?!」
…という声も聞こえてきそうですので、今年の様子をお伝えしていきたいと思います。
空間演出デザインコースでは、映像教材を多く揃えています。
この模型をつくる授業でも、映像教材として、模型づくりに必要な道具や材料の映像からありますので、まず授業前に基礎的な知識を得ることができるようにしています。

そして、授業中には、先生の手元をじっくりと見ることができるレクチャーの時間もあります。
この画面だと、実際に対面で、大勢の前でレクチャーを受けるよりも、より目の前で大きく先生の手元を見ることができますね。
一方で、大勢いる学生のみなさんの作業を、逆に先生はどうやって確認するかというと、
学生のみなさんには、PCやカメラをこのように設置してもらうようにしました。
そうすると、先生の画面には、学生のみなさんの様子はこのように映ります。
これも手元がしっかり映っていて、不安な点などを確認してもらうこともできますね。
余談ではありますが、社会人の多い通信ならではの様子として、オンラインの画面の背景に、ちいさなお子さんが映り込む、なんていうちょっと微笑ましい一面も見られたりしました。
ちょうどこのブログを書いている今、授業中につくった学生のみなさんの模型作品(マンションの一室)を大学に送る期間だったりします。
オンライン授業の中では自宅でつくった模型は、マンションの「とある一室」でしかなかったですが、こうして授業後に送られた模型を集めることで、木のフレームに入れられてマンションが完成するわけです。
自分のつくった模型が、そして、同じ時間にいろんな地域でつくられていた模型が集まって完成するというのはワクワクしますね!
オンラインとはいえ、クオリティの高い作品も多く見られ、学生のみなさんの理解度の高さも感じられました。手元をじっくり見ることができるというのは大きいですね。
空間演出デザインコースではこの授業をきっかけに、たくさんの模型をつくっていきます。冒頭でも書きましたが模型づくりは、デザインを考えるためにつくる、という意味もあり、誰かにデザインを伝えるという意味もあります。しっかりと身につけたことを活かしていきながら進んでいきたいですね。
さて、京都芸術大学の通信教育部では、昨年度(2019年度)の卒業制作展は、新型コロナの影響で予定していた3月に行うことが残念ながらできませんでしたが、この8月に開催する予定になりました。
もちろん、状況に応じて変更の可能性も大いにありますし、無事に開催ができたとしても、感染拡大防止にご協力をいただきながらの入場にはなるとは思いますが、卒業制作の作品を実際にご覧いただける唯一の機会です。
領域を越えて様々なデザインに触れた空間演出デザインコースらしい、バラエティにとんだおもしろいデザインがご覧いただけると思います。
卒業制作展に関する最新情報はairUキャンパスのお知らせをご確認ください。
空間演出デザインコース| 学科・コース紹介
空間演出デザインコースでは、「空間」のデザインを軸としながら、領域を越えて、様々なデザインに触れることのできるコースです。さまざまなデザインを考えていく上で、そして、生み出したデザインを人に伝えていく上で大事なもののひとつに「模型」があります。
今回は、「モデル・メイキング」という、この「模型」をつくることを学ぶ授業をレポートしていきたいと思います。


つくる模型は、この木のフレームに入れるものです。
…なんだと思いますか??
実は、この木の枠に入れるものは、
「部屋」なんです。
みんなそれぞれ、自由にマンションの一室の模型をつくります。そして、みんなの作品を組み合わせることでマンションになるという課題です。
例年であれば、この写真のように大学のキャンパスに来ておこなう授業なのですが、今年は新型コロナの影響により、オンラインでの授業スタイルで行うことになりました。
「実際に手を動かして模型をつくる授業が、オンラインでできるの?!」
…という声も聞こえてきそうですので、今年の様子をお伝えしていきたいと思います。

この模型をつくる授業でも、映像教材として、模型づくりに必要な道具や材料の映像からありますので、まず授業前に基礎的な知識を得ることができるようにしています。

そして、授業中には、先生の手元をじっくりと見ることができるレクチャーの時間もあります。
この画面だと、実際に対面で、大勢の前でレクチャーを受けるよりも、より目の前で大きく先生の手元を見ることができますね。
一方で、大勢いる学生のみなさんの作業を、逆に先生はどうやって確認するかというと、

そうすると、先生の画面には、学生のみなさんの様子はこのように映ります。

余談ではありますが、社会人の多い通信ならではの様子として、オンラインの画面の背景に、ちいさなお子さんが映り込む、なんていうちょっと微笑ましい一面も見られたりしました。
ちょうどこのブログを書いている今、授業中につくった学生のみなさんの模型作品(マンションの一室)を大学に送る期間だったりします。
オンライン授業の中では自宅でつくった模型は、マンションの「とある一室」でしかなかったですが、こうして授業後に送られた模型を集めることで、木のフレームに入れられてマンションが完成するわけです。
自分のつくった模型が、そして、同じ時間にいろんな地域でつくられていた模型が集まって完成するというのはワクワクしますね!
オンラインとはいえ、クオリティの高い作品も多く見られ、学生のみなさんの理解度の高さも感じられました。手元をじっくり見ることができるというのは大きいですね。
空間演出デザインコースではこの授業をきっかけに、たくさんの模型をつくっていきます。冒頭でも書きましたが模型づくりは、デザインを考えるためにつくる、という意味もあり、誰かにデザインを伝えるという意味もあります。しっかりと身につけたことを活かしていきながら進んでいきたいですね。

もちろん、状況に応じて変更の可能性も大いにありますし、無事に開催ができたとしても、感染拡大防止にご協力をいただきながらの入場にはなるとは思いますが、卒業制作の作品を実際にご覧いただける唯一の機会です。
領域を越えて様々なデザインに触れた空間演出デザインコースらしい、バラエティにとんだおもしろいデザインがご覧いただけると思います。
卒業制作展に関する最新情報はairUキャンパスのお知らせをご確認ください。
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