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洋画コース

2020年08月27日

【洋画コース】オンラインzoom授業の紹介_1年次科目「牛骨鉛筆デッサン」

こんにちは。洋画コース教員の藤田つぐみです。本年度入学された方、来年入学を考えていらっしゃる方にはこのコロナの状況下で不安も募っている事と存じます。

洋画研究室ではzoomを使用した授業を通常のスクーリングの代替として4月から開始し、現在も遠隔での授業に取り組んでいます。3ヶ月経過し、はじめは遠隔授業に不安を抱かれていた学生の皆さんからのzoom授業の利便性、授業の受けやすさに対する声を多くいただくようになりました。指導は対面授業と同じくリアルタイムで教員から指導を受けられる為、慣れてしまえば自宅にいながらコロナの心配をせずに技術を伸ばしていくことができます。

本日はzoom授業の中から1年次科目「牛骨鉛筆デッサン」の様子を一部ご紹介します。
各自野菜や果物をテーブルの上に組み、木炭紙サイズ画用紙に鉛筆デッサンを行います。モチーフを組むところから、光の方向や手前と奥の関係性を設定しました。


この画像はパソコンの画面をスクリーンショットで写したものですが、途中経過や全体講評の際に教員からブラッシュアップの為にスクリーン上でアドバイスが書き足されました。zoomならではのアドバイス方法ですね。ひとりで描いていると見えない事も他の学生のデッサンを見ることや教員から指導を受けることでクリアになっていきます。


このデッサンでは形体を大きく面で捉える事やトーンの幅を増やす事が書き足されています。

1年次科目では基礎として鉛筆デッサンや木炭デッサンを学びますが、経験値は皆それぞれに異なります。初めてのデッサン、という場合も絵画教室などで制作を続けてきたという場合もあり、それぞれの経験値に合わせて指導が行われますので心配ありません。このようなスクーリング科目と自宅課題を通じてまずは絵を描く土台を築いていきます。

枚数を重ねるうちに基礎力がつき表現できる事の幅が広がっていきますから、失敗を恐れずたくさん描いて手で覚えていきましょう。漠然とした “見えている” 状態から形体を “洞察する” 感覚への変化を描画の中に見出していきましょう。

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