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建築デザインコース

2021年01月22日

【建築デザインコース】卒業生紹介「くらしを支える、建築をつくれたら」

通信教育部のパンフレットでは、毎年卒業生の方に直接お会いして在学時のエピソードなどをお聞きしていますが、その内容をこちらのブログでも紹介いたします。

今回は建築デザインコース。
建築に興味がありながらも「文系だから」と、かつては進学を断念した谷さん。
縁あって設計事務所で勤めることになり、本コースへ入学。今、本コースでの学びをどのように活かそうと考えておられるのでしょうか。



「作品の精度もスケールも、皆さんに比べたら私なんて」という谷さん。建築のプロをはじめ、歯科医や薬剤師、消防士といった多忙な学友たちの、学ぶパワーに強く刺激されたという。「どこにいても何歳でも、やりたい気持ちに遅すぎることはない、と実感しましたね」。自分自身も、建築に興味がありながら「文系だから」と進学を断念。地域再生の道にすすんだものの、縁あって設計事務所で勤めることになり、建築への想いが再燃した。

「入学当初は、苦手な手作業に落ち込むこともありましたが」。次第に、できないことに向き合い、できることを伸ばすよう、意識が変化していったという。「できないことに挑むのも、仕事では得られない貴重な機会ですから」。そして迎えた卒業制作。計画地に選んだのは、自らが地域の協力隊として移住した集落。「ただ格好いいだけじゃなく、地元の方が望むくらしを支えられる、そんな建築をつくれたら」。本コースで学んだ建築という手法を、地域の課題解決に役立てたいと考える谷さん。その心のなかには、どんな建物にも収まりきらない、大きな希望が育っている。

谷 涼香さん
建築デザインコース(3年次編入学) ’19年度卒業 滋賀県在住

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