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空間演出デザインコース

2021年03月09日

【空間演出デザインコース】今年もいよいよ、卒業制作最終審査!そして春、WEB卒業・修了制作展

みなさんこんにちは、空間演出デザインコースの矢野です。
もう今年度も終盤にさしかかりました。今まで体験したことのないような一年となりましたが、それでも春は廻ってきますね。
今回は、みなさんの学びの集大成である卒業制作の最終審査会のレポートと、卒業制作展のご案内をお送りいたします。

空間演出デザインコースでの卒業制作では、決められた課題はなく、トータルで1年間の長期にわたって一つの作品に取り組みますが、今まで学んできた「空間」「モノ」「コト」に関連する様々な領域にわたって考察を深め、テーマを抽出して作品の制作に取り組みます。ですから出てくる作品はジャンルも表現方法も大きさも全てバラバラ、全く予想のつかない個性溢れる作品へと姿を変えます。
この日は卒業制作のスクーリングの最終回、第6回目にあたる最終審査会でした。例年通り京都と東京の会場をオンラインで接続して開催されました。



Zoomからは空デの卒制着手者以外の聴講生が多数見守る中、それぞれの会場では発表に向けて着々とプレゼンテーションの準備が進められています。


発表は前のテーブルにセッティングして、一人ずつ行います。


目の前には審査員の先生方が並んでいて、いつものスクーリングの講評とは違う緊張感が漂います。
これが空デでの最後の発表の舞台だと思うと身が引き締まりますね。


作品は実際に手にとって、皆でじっくり鑑賞します。日常のありふれたものや、捨てられてしまうもの達が思わぬアイテムに変化し、生活に彩りを与えてくれそうです。


家具の作品は、実際に座ってみて強度もしっかり確認します。素材の寸法やまとまった量の調達方法といった生産的な質問も飛び交いました。


京都で14名、東京で16名、総勢30名の審査会は、お昼をはさんで丸一日の長丁場となりましたが、全てスタイルの違う個性豊かな作品ばかり。あらためて空デの取り扱うジャンルの幅と多様性を実感して、とても濃厚な審査会になりました。

そして次は、審査を終えて無事合格を勝ち取った力作達のみなさまへのお披露目の場、卒業制作展が開催されます。昨年度は新型コロナウイルスの影響により、学内での展示開催が中止となっていましたので、今年度は合同でWEB上にて開催する運びとなりました。学内での展示ではありませんが、学生の皆さんの成果をぜひご自宅等にてゆっくりご観覧いただけると幸いです。
「京都芸術大学(通信教育)2019・2020年度合同WEB卒業・修了制作展」
会期:2021年3月10日(水)11:00〜3月31日(水)18:00
開催URL:https://www.kyoto-art.ac.jp/t/graduationworks/



 

 

 

 

 

 

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