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芸術教養学科

2021年06月16日

【芸術教養学科】卒業生コーチが寄り添う専用SNS

こんにちは。芸術教養学科の三木京志です。
芸術教養学科はスクーリング(通学)がなく、完全オンラインだけで学べる元祖「手のひら芸大」です。その特性を活かして様々な年齢や職業の方が、日本全国はもとより海外からも学ばれています。

スクーリングがないということは、一緒に学ぶ仲間の姿は見えないし、ちょっとお話しして情報交換すらできないのかと、不安に思われるかもしれません。ご安心ください。
芸術教養学科にはairUコミュニティという専用のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が用意されています。

芸術教養学科専用SNS「airUコミュニティ」とは?


そこでは日々、現実のキャンパスさながらに学生のみなさんが交流を楽しまれています。芸術教養学科の在学生や卒業生がキャンパスと聞いて思い浮かべるのは、瓜生山、あるいは外苑キャンパスではなく、このピンクのページだという方も少なくないでしょう。



文字中心のちょっと古風な感じで、ほっとするような風情がありませんか?

airUコミュニティの一番のコンテンツは日記です。学習の疑問や工夫から美術展の感想、身のまわりの出来事まで自由に書き込まれています。この日記は公開範囲を自分のみにしないで、学生全体に公開されている方が大半です。そのため、日記を読んだ方がコメントを書いて、そこから小さなコミュニケーションが無数に生まれています。また、誰でも気軽にコミュニティをつくれますので、同じ趣味、地域等のグループで活動することも簡単です。

まさに「手のひら芸大」のairUコミュニティですが、卒業したら一切入れなくなるのです。卒業生は名前が消え、書いてきた日記も跡形なく消失します。在学生はあらためて先輩の卒業を実感することになります。

しかし卒業してもなお、airUコミュニティに入れる卒業生が4人います。それは、卒業生コーチです。

 卒業生コーチは、2018年から始まった学生生活のサポート体制です。芸術教養学科を卒業した4人の先輩が再び日常的にairUコミュニティへ入って、在学生の不安や疑問に応えています。元々airUコミュニティでは、面識の薄い学生同士でも教えあい、励まし合う風土が醸成されていました。そこに、卒業生による一度通ってきた経験からのアドバイスが加わり、学生目線での支援がより厚くなっています。

airUコミュニティ内に開設された「卒業生コーチ相談室」には、多種多様な質問が寄せられています。卒業生コーチは在学時の自分を振り返りながら、在学生と同じ気持ちになって返事を書いています(レスポンスは結構早いですよ)。ただし、特定の授業内容にかんする質問にはお答えできないため、適切な相談窓口を案内するのも重要なアドバイスです。

時折日記には、つまずきや不安の言葉も書き込まれます。そこに引っかかるものがあると、卒業生コーチも迷わずコメントを残します。経験を元に支援できることは、何も知識や技能だけではありません。共感する、あるいは寄り添うだけでも役立つことができるのではないかと考えています。

通信は孤独との戦いだとよく言われますが、芸術教養学科にはネットだけで交流できる場と仕組みがあります。

今回はairUコミュニティと卒業生コーチについてご紹介しました。

芸術教養学科|学科・コース紹介



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