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空間演出デザインコース

2021年09月03日

【空間演出デザインコース】学びの種類と、学びの入り口

こんにちは。空間演出デザインコースの岡本正人です。

いつもこのブログでは、大学に来て学ぶ「スクーリング」や、コースの「イベント」などを中心にお伝えしています。

今回は、大学キャンパス(あるいは自宅でのオンライン)での学びではなく、自宅でじっくりと取り組む科目についてお伝えしていきたいと思います。

スクーリングといわれる週末2日間のキャンパスでの授業風景は、これまでのブログでもご紹介しています。ぜひご覧くださいね。

それでは、自宅での学びの話へと移る前に、まずは通信教育での学びの種類を見ていくことにしましょう。

通信教育部での学びの種類

通信教育部での学びかたは、大きく分けると3つにわけることができます。

1つめは「スクーリング」。
週末に、大学キャンパスに来て(一部はオンラインでの遠隔受講も可能)受講する科目です。
実際の教室で対面にせよ、オンラインにせよ、先生と双方向にやり取りをしながら授業が進んでいくものです。


次に2つめは、「自宅で作品制作に取り組む」科目。
スクーリングとは違って、リアルタイムの先生とのやり取りこそありませんが、自分のペースに合わせて自宅で時間をかけてじっくりと作品を制作します。
できあがった課題作品は提出をすることで、先生からの添削を受けるものです。


最後に、3つめは「自宅で取り組むレポート」科目です。
課題図書や参考図書を読み、場合によってはフィールドワークに出かけて、レポート制作に取り組みます。

レポート系の科目は、そのあとに試験もあります。
しっかりと学びを振り返って、身につけていきます。
これらが、主な通信教育部で学ぶにあたっての3つの科目の種類です。
空間演出デザインコース、略して「空デ」(くうで)では、この中の「自宅で作品制作」を、懐かしい学びの形で取り組んでいきます。

最初に取り組む「ドリル」科目

空デで学ぶにあたって、最初に取り組む自宅科目は「ドリル」です。
ドリル…懐かしい響きですね。
算数ドリルや漢字ドリルなど、小学生の頃に取り組んだ記憶があるでしょうか。


空デで取り組むのは、「図形ドリル」というオリジナル教材のドリルです。



デザインを学んだことが無い人にも、イチから学んでいただけるように「線の引き方」といった初歩的な内容からスタートするものです。
もちろんデザインのお仕事をされている方にも、基礎から学び直す意味も含めて取り組んでいただいています。


平面構成や色彩表現など二次元といわれる平面デザインの基礎を学び、そして三次元といわれる立体のデザインの基礎にも取り組みます。


図面の基礎を学んだり、さまざまな素材で立体物を制作したりもします。
なぜこんな小学生が学ぶような「ドリル形式」にしているかというと、そこには理由があるんです。

なぜ「ドリル」??


ドリルというのは、ページごとに問題が書いてあって、そしてページごとに完結していますよね。
このドリルという形式が、通信教育という学びにとても適しているんです。
社会人として働きながら、あるいは、家事や子育てをしながら学ぶ人が多い通信教育部では、それぞれの事情がありますので、学習できる環境はさまざまです。
平日の夜にしか学習時間が確保しにくい方もおられますし、逆に、週末には時間が取れるけど平日は時間が取れない方もおられます。
そんな中で、自宅で一人で学習を進めていくためには、まず自分なりの学習のペースをつくることが必要となってきます。


「ドリル」という形式を使う理由はここにあります。
「平日に毎日1枚ずつ進めよう」だとか、「週末に5枚がんばろう」という具体的なペースを意識しやすいわけです。


そうしてまず最初の科目で、自分なりの学習ペースをつくっていくことが、これからの在学時、しいては卒業後の学習の土台をつくることができます。

まずは図形ドリルが入り口です。
さあ、空デの世界へと入っていきましょう。

このドリルが終わって、1年次の科目から、2年次、3年次…と進んでいくにつれて、より応用的で実践的な内容に移っていくわけです。
空間演出デザインコースでは、空間・インテリアを軸にしながら、いろんな分野のデザインを学びます。
このブログを書いている私もこの空デの卒業生なのですが、その中で総合的なデザイン感覚も身につけることができるかと思います。

では、
また今後も、自宅学習の内容や、必要な道具などに関してもブログでお伝えしていきたいと思います。
大変な世の中ですが、だからこそ僕たちが明るい未来をデザインすべく、がんばっていきましょう!

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