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空間演出デザインコース

2023年01月31日

【空間演出デザインコース】空デの学びの特徴は?

みなさんこんにちは。
空間演出デザインコース(略して、空デ)の岡本です。
次年度に向けて入学を検討される中で、よくいただく質問があります。

「建築デザインコースとどう違うの?」

そうですね。
空間演出デザインというコースの名前は、確かに学びの内容がイメージしづらいかもしれませんね。

これまでには、空間演出デザインコースの学びの特徴についてもブログ記事を書きました。
ですのでそちらもご確認いただきながら、今回は、建築デザインコースとの違いに焦点を当てて、空間演出デザインコースの特徴を書いていければと思います。

 

【空間演出デザインコース】大切なのは「豊かな時間」をデザインすること

空デは、小さな空間。それを作り込む。


建築デザインコースに比べて、空間演出デザインコースは扱う空間が小さいものが多いです。

たとえば現状の科目にある「小さなショップ」という課題では、いわゆる「小屋」と呼ばれるほどに小さなお店を設計します。
その中ではショップとしての建物だけではなく商品の陳列方法やお客さんの体験、また、屋内だけではなくエクステリア、さらにはお店のロゴまでも考えます。

実際のシーンをイメージした隅々までのこだわりが必要になりますね。

目指せる建築士系の資格も、空間演出デザインコースは二級建築士です。
建築デザインコースでは二級建築士のみならず、一級建築士を目指される方が多いのではないでしょうか。
二級建築士では扱える対象として、建築の規模が限定されるという違いがあります。

🔗取得できる資格|京都芸術大学通信教育部

小さな空間を作り込むのが、空間演出デザインコースの特徴ですね。

空デは、モノやコトもデザインする


「空間」といっても、空デでは建築物を必ずデザインする科目ばかりではありません。
その空間でどう過ごすか、あるいはその場所の魅力をどう引き出すかということに焦点を当てるのも特徴のひとつかなと思います。

たとえば、現状の科目の中には、みなさんのまちのお土産のデザインに取り組む課題もあります。
実際にまちをフィールドワークして、農産物のパッケージデザインなどに取り組む課題です。

また、選択科目として、家具やカトラリーをデザインする科目もあります。



建築デザインコースのように、建築を専門とした対象とするわけではないので、その専門性は建築デザインコースがやはり高いです。
一方で、空間演出デザインコースは空間とモノとコト、それらを行き来しながら普遍的なデザインの思考やプロセス、総合的な視点での過ごし方のデザインを身に着けていくのが特徴です。

その成果は、多種多様な卒業制作にあらわれてきます。
遊び心の多いのも空デの特徴でもあるのでしょうか。

▼ぜひ実際に卒業制作展(アーカイブ)をご覧いただければと思います。



 

なかなかブログの中だけでお伝えするのは難しいところもありますね。
ぜひ、両方の入学説明会に参加いただいて、ご自身の目的や夢に合うコースを選んでいただければと思います。

それでは、
入学説明会や入学式でお会いできることを楽しみにしていますね。

 

🔗詳細・申込|教員から直接話が聞ける!オンライン入学説明会




入学説明会は12月~3月まで毎月開催します。最新情報は上記説明会ページをご確認ください。

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