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洋画コース

2023年04月07日

【洋画コース】2022年度卒制・修了制作展の受賞作品の紹介

こんにちは。洋画研究室の藤田つぐみです。
本日は洋画コースの「2022年度卒制・修了制作展」の様子をお届けします。

🔗過去の卒業制作はこちら

撮影は設営後の人のいない状態で行ったため誰も写っていませんが、たくさんの方が見に来られました。2022年度の卒業制作作品43点、100号サイズの絵画の中から6点ピックアップします。

まずコース奨励賞の作品。様々な表現が並びました。

「黄色のワンピース」キャンバス/油彩



「プロテスト」キャンバス/油彩



「御光台のある部屋」キャンバス/油彩



「Euphoria」キャンバス/アクリル、油彩



次に同窓会賞

もともと制作のきっかけになった図像を解体してタイルのように構成したミニマルな作品です。タイルごとに色が塗り重ねられてレイヤーになっていて見るたびに印象が変化するような絵づくりがされています。

同窓会賞「Stained canvas」キャンバス/油彩



学科賞の作品。

体を離れて精神世界の中を旅するような光景が描かれています。卒制に入る前からこのテーマを深掘りされて、描きながらご本人も思索の旅を続けられてきたように思います。

学科賞「宙逍遥 ー閑相ー」キャンバス/油彩



大学院はギャルリオーブの2階で展示されました。

学部の時よりも自覚的に絵づくりできるようになった修了生が多かったと思います。大学院では一年間に50号サイズを複数点描くなど、自身の表現を深めていくために制作に励んでいます。

「遊ぶ」「目覚める」「祈る」キャンバス/油彩、オイルパステル



「People ―早朝会議―」キャンバス/アクリル、木炭、胡粉



「焼かれた煉瓦Ⅰ」 キャンバス/油彩



「異空間 ーウクライナー」 キャンバス/ミクストメディア(アクリル、新聞、パステル、木炭



卒業制作、修了制作は1年間同じ作品に向き合い制作していくため、作品を良くしていく為に悩むことも増えるかもしれませんが、学校で行う一番やりがいのある制作であると思います。この1年間歩み続けた絵を描く脚力を持って、卒業修了後も新たな景色に向かって進んでいって欲しいと願っています。

▼卒業生の経験談や、卒業制作・卒業研究のアーカイブをこちらでご紹介しております。是非ご覧ください。

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