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2023年06月06日
【空間演出デザインコース】遠隔スクーリングとは?
みなさん、こんにちは。空間演出デザインコース(空デ)研究室の籔下です。
今年度の空デは、200名を超える過去最多の新入生を迎えていますが、各年次のスクーリングも本格的にスタートしました。
京都芸術大学通信教育部における開講科目は、自宅学習の「テキスト科目」と、実際の授業を受講する「スクーリング科目」に大きく分けられます。
さらに「スクーリング科目」には、京都の瓜生山キャンパス及び東京の外苑キャンパスで受講する「対面スクーリング」と、オンライン会議アプリケーション「ZOOM」を使っての「遠隔スクーリング」に分けられます。
学び方・サポート
「遠隔スクーリング」??「遠隔」なのに「スクーリング」???
馴染みの無い言葉ですよね。そんな方々のために、
今回は5月13日(土)〜14日(日)と、5月20日(土)〜21日(日)の2回に分けた日程で開講された「空間演出概論 スターター」を例として、「遠隔スクーリング」がどのようなものかをご紹介します。
2023年度入学生が初めて受講するこの「空間演出概論 スターター」は必修科目ではありませんが、空間演出デザインコースの専門教育テキスト科目の進め方についての解説と演習をおこなうガイダンス授業です。
科目概要(シラバス)には、
製図や模型製作で使用する各種道具の使用方法を知り、演習課題を通して平面的思考、立体的思考を理解しながら、表現力の基礎を養います。空間演出デザインという領域横断的デザインについて理解を深め卒業を目指す決意を得ることを到達目標としています。
…とあります。まあ正確に説明するとこのように難しい文章になってしまいますが、つまりは卒業までに習得が必要な単位の2/3を占める空間演出デザインコースの「テキスト科目」(自宅学習)への取り組み方のキッカケづくりを学んでしまおうという、とても有意義な科目なんですね。
空間演出デザインコース| 学科・コース紹介
「空間演出概論 スターター」は、我々空デ研究室の教員6名も参加した総勢100名規模の遠隔スクーリングですので、このようにPC画面いっぱいに教員や学友達の顔を見ながら授業が進行していきます。
今回は多くの受講生にとって初めての遠隔スクーリングですし、PC操作に不慣れな方や、初めて「ZOOM」を使用する方もおられます。
そんな方々のために、「ZOOM」に操作方法の説明や、チャット機能を利用した自己紹介から授業はスタートしました。
このブログをご覧になっている来年度以降の入学を検討されている方の中には、「遠隔でデザインを学ぶ」ということにイメージが湧きづらく、不安に感じている方も少なくないでしょう。
しかしながら「遠隔スクーリング」の利点は数多くあるんです。
このように授業スライドをPC画面でしっかりと確認できますし、
製図板や製図道具、模型制作道具の使い方等、教員の手元をしっかりと画面で確認しながら受講できるのも遠隔スクーリングの利点ですね。
さらに「遠隔スクーリング」にしか出来ない学びの手法もあります。
様々なデザイン手法の源泉となる構成要素を日常的な実空間から探し出す「フィールドワーク」は空間の設計において非常に重要です。
そんな「フィールドワーク」の疑似体験として、Googleストリートビューを用いて、瓜生山キャンパスおよび外苑キャンパス周辺400m以内に実在する「面白い空間」を調査分析しました。
もちろん実際に足を使って歩き回っての「フィールドワーク」が基本ですが、このようにインターネットを使った疑似体験が出来るのも遠隔スクーリングなら可能なんですね。
一方で、学生同士の交流という面に関しては「遠隔スクーリング」の難点かもしれません。
空間演出デザインコースでの学びには仲間の存在は欠かせませんので、「遠隔スクーリング」においても「ZOOM」のブレイクアウトルーム(簡単に説明すればメインルームに対しての個室ですね)の機能を活用したグループワークの時間を設けています。
それぞれ5名程度のグループに分かれて、ひとつの作品を完成させました。
このようにいくつもある「遠隔スクーリング」の特徴の中でも最大の利点は、全体講評にあります。
一緒に受講した他の学生の作品をしっかりPC画面で確認できるのは「遠隔スクーリング」ならではですね。
さらに授業後にはDropbox(ファイル共有サービス)を活用して、一緒に受講した他の学生同士の作品を相互閲覧できる期間も設けられました。
来年度以降の入学を検討されているみなさま、なんとなく京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースの「遠隔スクーリング」がどういったものか、おわかりいただけましたか?
キャンパスへ通学する距離的な問題や、時間的な問題をこの「遠隔スクーリング」によって少しでも解決できるのではないでしょうか。
もちろん「対面スクーリング」でしか得られない利点もたくさんありますので、京都瓜生山キャンパス及び東京外苑キャンパスで開講される「対面スクーリング」と「遠隔スクーリング」を併用しながら、空間演出デザインコースでの学びを楽しんでいただきたいと思っています!
空間演出デザインコース| 学科・コース紹介
今年度の空デは、200名を超える過去最多の新入生を迎えていますが、各年次のスクーリングも本格的にスタートしました。
京都芸術大学通信教育部における開講科目は、自宅学習の「テキスト科目」と、実際の授業を受講する「スクーリング科目」に大きく分けられます。
さらに「スクーリング科目」には、京都の瓜生山キャンパス及び東京の外苑キャンパスで受講する「対面スクーリング」と、オンライン会議アプリケーション「ZOOM」を使っての「遠隔スクーリング」に分けられます。
学び方・サポート
「遠隔スクーリング」??「遠隔」なのに「スクーリング」???
馴染みの無い言葉ですよね。そんな方々のために、
今回は5月13日(土)〜14日(日)と、5月20日(土)〜21日(日)の2回に分けた日程で開講された「空間演出概論 スターター」を例として、「遠隔スクーリング」がどのようなものかをご紹介します。
2023年度入学生が初めて受講するこの「空間演出概論 スターター」は必修科目ではありませんが、空間演出デザインコースの専門教育テキスト科目の進め方についての解説と演習をおこなうガイダンス授業です。
科目概要(シラバス)には、
製図や模型製作で使用する各種道具の使用方法を知り、演習課題を通して平面的思考、立体的思考を理解しながら、表現力の基礎を養います。空間演出デザインという領域横断的デザインについて理解を深め卒業を目指す決意を得ることを到達目標としています。
…とあります。まあ正確に説明するとこのように難しい文章になってしまいますが、つまりは卒業までに習得が必要な単位の2/3を占める空間演出デザインコースの「テキスト科目」(自宅学習)への取り組み方のキッカケづくりを学んでしまおうという、とても有意義な科目なんですね。
空間演出デザインコース| 学科・コース紹介
「空間演出概論 スターター」は、我々空デ研究室の教員6名も参加した総勢100名規模の遠隔スクーリングですので、このようにPC画面いっぱいに教員や学友達の顔を見ながら授業が進行していきます。
今回は多くの受講生にとって初めての遠隔スクーリングですし、PC操作に不慣れな方や、初めて「ZOOM」を使用する方もおられます。
そんな方々のために、「ZOOM」に操作方法の説明や、チャット機能を利用した自己紹介から授業はスタートしました。
このブログをご覧になっている来年度以降の入学を検討されている方の中には、「遠隔でデザインを学ぶ」ということにイメージが湧きづらく、不安に感じている方も少なくないでしょう。
しかしながら「遠隔スクーリング」の利点は数多くあるんです。
このように授業スライドをPC画面でしっかりと確認できますし、
製図板や製図道具、模型制作道具の使い方等、教員の手元をしっかりと画面で確認しながら受講できるのも遠隔スクーリングの利点ですね。
さらに「遠隔スクーリング」にしか出来ない学びの手法もあります。
様々なデザイン手法の源泉となる構成要素を日常的な実空間から探し出す「フィールドワーク」は空間の設計において非常に重要です。
そんな「フィールドワーク」の疑似体験として、Googleストリートビューを用いて、瓜生山キャンパスおよび外苑キャンパス周辺400m以内に実在する「面白い空間」を調査分析しました。
もちろん実際に足を使って歩き回っての「フィールドワーク」が基本ですが、このようにインターネットを使った疑似体験が出来るのも遠隔スクーリングなら可能なんですね。
一方で、学生同士の交流という面に関しては「遠隔スクーリング」の難点かもしれません。
空間演出デザインコースでの学びには仲間の存在は欠かせませんので、「遠隔スクーリング」においても「ZOOM」のブレイクアウトルーム(簡単に説明すればメインルームに対しての個室ですね)の機能を活用したグループワークの時間を設けています。
それぞれ5名程度のグループに分かれて、ひとつの作品を完成させました。
このようにいくつもある「遠隔スクーリング」の特徴の中でも最大の利点は、全体講評にあります。
一緒に受講した他の学生の作品をしっかりPC画面で確認できるのは「遠隔スクーリング」ならではですね。
さらに授業後にはDropbox(ファイル共有サービス)を活用して、一緒に受講した他の学生同士の作品を相互閲覧できる期間も設けられました。
来年度以降の入学を検討されているみなさま、なんとなく京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースの「遠隔スクーリング」がどういったものか、おわかりいただけましたか?
キャンパスへ通学する距離的な問題や、時間的な問題をこの「遠隔スクーリング」によって少しでも解決できるのではないでしょうか。
もちろん「対面スクーリング」でしか得られない利点もたくさんありますので、京都瓜生山キャンパス及び東京外苑キャンパスで開講される「対面スクーリング」と「遠隔スクーリング」を併用しながら、空間演出デザインコースでの学びを楽しんでいただきたいと思っています!
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