【イラストレーションコース】イラストを仕事にするとはどういうこと？キャリアを考えてみよう

こんにちは。
イラストレーションコース研究室の石田です。

イラストレーションコースでは、授業以外にも教員の話を聞いたり、学生同士で交流ができる機会をZoomを使ったオンライン上でたくさん設けています。先日、その一環として、オフィスアワー内で進路準備講座がスタートいたしました。

初回となった5月25日の講座では、「イラストレーターとして『生きていく』とは？」
と題して、専任教員のシルバー先生による、イラストを仕事にしていくことについてのお話がありました。

今後就職などの進路を考えていくにあたって、学生の皆さんが気になっているであろうことや、今後進路を考える上で考えていきたいことなどを、ラフにお話されました。
少し難しく考えがちな話も、シルバー先生の明るいキャラクターと、たくさんの例えをいれたカジュアルな話し方により、とても楽しく聞けてしまいます。シルバー先生の魅力ですね。

 

 

イラストレーターは食べていけるか

そんなぶっちゃけトークから始まった講義では、シルバー先生から学生の皆さんに問いかけが行われます。
「イラストレーターの年収って実際どれくらいだと思いますか？」
学生の皆さんからも、
「200万？」
「300万くらいかな…？」
など、チャットで活発に意見が飛び交っていました。

一般的な平均金額などを紹介しつつ、実際にシルバー先生がフリーランスとして働いていたころの年収や、1枚のイラストの単価などのぶっちゃけトークで場が温まりました。
お金の話は盛り上がりますね。

イラストレーターとして働くには、たくさんの選択肢があります。
フリーランス、就職、副業といったイラストレーターの働き方の注意点や、現在のイラスト仕事の需要についても掘り下げてお話していただき、今後どのように働きたいのかを考えるきっかけとなりました。

 

キャリアを考えてみよう

「皆さんはキャリアイメージって、ありますか？」

当日参加頂いた学生さんは、キャリアイメージがまだない方や、ふわっとしている、という方がほとんどでした。

「全然それでいいです！」

と明るく話してくれるシルバー先生の言葉には勇気づけられますね。

しかし、大学の4年、2年はとても短いです。
大学での勉強を、より有効に自分の糧とするためには、5年後、10年後を具体的にイメージすることが大事、とシルバー先生は言います。

では、何を考えてほしいのか？
まとめると、以下の2つ。

• 「どんな」イラストレーターになりたいのか


• 自身の強みは何か

考えるときには、言語化することが大切です。
イラストは感覚的な部分が大きいと思いますが、シルバー先生自身、自分が感覚的に描いていたイラストを言語化することで、イラストを描くときに考えていたことや、自分の足りない部分に気づけたそうです。

言葉にすることで、より深く理解ができます。例えば、

「書籍のイラストが描きたい」

という方は、それがライトノベルなのか？児童書なのか？
そして、どの出版社に入りたいのか？
さらに、その出版社にはどんな特徴があるのか…？

などをしっかりと考えてみてくださいね。

そして、分析をしたらそこに行くために自分に何が足りないのか？を考え、小さな目標を立てながら、トライアンドエラーを繰り返していきましょう。

大学に入学するということや、卒業することはゴールではありません。
5年、10年先の未来を具体的にイメージし、そのために足りない部分が何かを考え、少しずつ前に進んでいくことが大切です。

シルバー先生の進路準備講座から、具体的に未来をイメージすることの大切さが伝わったのではないでしょうか。

イラストレーションコースでは今後、卒業後の進路選択に関するサポートも積極的に行っていく予定です！

さて、このブログを読んでいる皆さんにもお聞きします。
皆さんはキャリアイメージ、ありますか？

今はなくても大丈夫です。

• 「どんな」イラストレーターになりたいのか


• 自身の強みは何か

そして、目標に対して現状何が足りていないのか？

じっくりと考えて、それに向かうための目標を立て、行動してみてくださいね。

▼以下で本学の就職サポート（キャリアデザインセンター）の利用についてもご紹介しています。（27歳以下の新卒のみになります）

通信制大学は学歴にならない？卒業生の事例紹介や本学就職サポート

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