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染織コース

2024年03月22日

【染織コース】2023 年度京都芸術大学通信教育課程卒業・修了制作展そして卒業

皆様、こんにちは。染織コースの繁田真樹子です。

3 月10 日~17 日の1 週間、京都瓜生山キャンパスにて卒業制作展が開催されました。今年度、染織コースは29 名の学生が出品いたしました。

作品を発表するためには個展・グループ展・企画展・公募展などにより違いがありますが、個展の場合、作品が完成した後、まず準備段階は「作品を発表する会場を選出する」「告知するアイテム作りや手配」展覧会の前日などに「一番良い状態で観ていただけるように作品を展示する」当日は「観にいらした方とコミュニケーションをとる」期間が終了したら「搬出・来ていただいた方へのお礼」と作品が完成したその後に色々な事が待ち構えております。

今回の卒業制作展では卒業生は作品の搬入・展示・搬出をご経験されました。企画展や公募展に近い流れですね。これからさらに続けて作品を発表して行こうという学生にとっては、自身の作品が完成した、その後を経験できる良い学びになったと思います。

WEB 卒業・終了制作展は2024 年3月31日まで開催しておりますので、そちらもご覧ください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/graduationworks/

 

さて、染織コースの会場の様子をご紹介いたします。

パネル作品を中心に展示(左から蠟染・型染・スクリーンプリント・綴織)



着物展示(右から織の着物3点・型染着物、スクリーンプリントの浴衣・絞り染め着物と帯)



夕方の光が展示とマッチしていました



とても立体的な展示エリアも



来場者をお迎えする型染暖簾



「次年度卒業制作です」とおっしゃる方、「4月に入学し染織コースに参ります」という方にお会いしました。続いていきます!これからも。

今年度「学科賞」を受賞した作品です。 ノッティングという技法で制作されています



3 月16 日(土)には卒業式がありました。

「学生生活は大変だったけれど充実していてとても楽しかった。卒業するとなると今はとても寂しく感じる」というお言葉が印象的でした。私も1年に渡り卒業制作というスクーリングを担当しまして、ご卒業される皆様との1年間の思い出で胸がいっぱいでした。

【布と生きる。布は生きる。】
染織コースで学ばれた色々なことに生かして、これからも素敵な未来に進んで欲しいと願っております。

搬出後に卒業生より素敵な花束をいただきました。着任より1年、私は自身の展覧会や受賞等でお祝いのお花を頂いたことはあるのですが、今回のような感謝の花束を頂いたのは初めてでした。

染織コースの私ですから、飾って愉しんだ後には記念に花びら染めいたします!



 

染織コース | 学科・コース紹介



京都芸術大学 通信教育部 染織研究室ブログ
研究室が在学生・卒業生向けに情報発信しているブログです。こちらでも授業の様子や展覧会の情報などが豊富です。



 

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