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2023年12月23日
【染織コース】卒業生、修了生の大活躍をご紹介します その2
皆さんこんにちは。染織コースの久田多恵です。
10月20日のこの欄に卒業生や修了生の活躍を紹介する記事を掲載しました。今回はまだまだある卒業生、修了生の大活躍を紹介します。あわせて卒業生が出品された展覧会に私も出品しましたので、その様子を最後に紹介します。
10月20日に掲載したブログ記事
まずは第16回MARBLE展です。
毎年秋に兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリーで開催されています。通信教育部卒業生による展覧会で、もう16回目になります。油彩やアクリル画が圧倒的に多いのですが、岩絵具と墨で描かれた絵画作品も出品されています。染織作品は8名が出品されていました。
MARBLE展は卒業したコースや卒業年度は限定しないで、新しく加入するメンバーを迎えながら運営されています。1階、2階もある広い会場に力作が並び壮観です。
こちらは染織コース卒業生の矢野さんです。作品名は「腸絨毛」。
手紡ぎの羊毛をループにして織り込み、立体的に仕上げられています。腸の中には腸絨毛と呼ばれる突起があって表面積を大きくすることで効率よく栄養素を吸収することができます。そんな無数の突起を織物で表現した独創的な作品です。織った布にひだを取ってカーブを描き、腸の曲がっていく様子を表現しているのも工夫された点です。
さてMARBLE展はコースを限定されていないのですが、染織コース卒業生だけのグループ、瓜生Some-Ori会もあります。展覧会は京都で毎年3月頃に京都文化博物館で開催される他、横浜や名古屋、神戸などでも開催されています。
瓜生Some-Ori会も卒業年度を限定せず、新規の会員を募りながら運営されています。2006年3月が第1回の開催です。会員の皆さんがそれぞれのペースで参加し、研鑽を続けている頼もしい会です。
こちらはただいま開催中の展覧会「あのときのわたし いまのわたし」で、2015年度染織コース入学有志の皆さんが出品しています。在学中の作品と今の作品を並べるという企画です。両方展示することで何が見えてくるのでしょうか。
瓜生山キャンパスの北側にあるバックス画材さんが会場です。瓜生山キャンパスからは歩いてすぐなのでこれから人気が出そうな展示会場です。
さてこちらは「テキスタイルアート ミニアチュール 百花百響」金沢展の様子です。繊維素材を使った小作品展で、2年に1度開催されます。今年の7月に東京で開催され、金沢で巡回展を行いました。
開催は今年で8回目となり毎回「百花百・」の最後の一文字を変えて百人が出品します。私は6回目から出品していて、織物ではなく編むことで立体を作っています。
卒業生の福田さんや今泉さんも出品されています。展示のために金沢21世紀美術館に行ったところ今泉さんに会いました。今泉さんは大阪でギャラリー猫亀屋を運営されているので作品展示はお手のものです。小作品とはいえ壁に取り付ける作品はなかなか展示が大変なのですが手早く展示されていて百人力でした。
また機会があれば卒業生、修了生の素晴らしい活躍をご紹介します。
オンライン入学説明会開催中(1月~3月毎月/コース別)
染織コース | 学科・コース紹介
京都芸術大学 通信教育部 染織研究室ブログ
研究室が在学生・卒業生向けに情報発信しているブログです。こちらでも授業の様子や展覧会の情報などが豊富です。
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10月20日に掲載したブログ記事
まずは第16回MARBLE展です。
毎年秋に兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリーで開催されています。通信教育部卒業生による展覧会で、もう16回目になります。油彩やアクリル画が圧倒的に多いのですが、岩絵具と墨で描かれた絵画作品も出品されています。染織作品は8名が出品されていました。
MARBLE展は卒業したコースや卒業年度は限定しないで、新しく加入するメンバーを迎えながら運営されています。1階、2階もある広い会場に力作が並び壮観です。
こちらは染織コース卒業生の矢野さんです。作品名は「腸絨毛」。
手紡ぎの羊毛をループにして織り込み、立体的に仕上げられています。腸の中には腸絨毛と呼ばれる突起があって表面積を大きくすることで効率よく栄養素を吸収することができます。そんな無数の突起を織物で表現した独創的な作品です。織った布にひだを取ってカーブを描き、腸の曲がっていく様子を表現しているのも工夫された点です。
さてMARBLE展はコースを限定されていないのですが、染織コース卒業生だけのグループ、瓜生Some-Ori会もあります。展覧会は京都で毎年3月頃に京都文化博物館で開催される他、横浜や名古屋、神戸などでも開催されています。
瓜生Some-Ori会も卒業年度を限定せず、新規の会員を募りながら運営されています。2006年3月が第1回の開催です。会員の皆さんがそれぞれのペースで参加し、研鑽を続けている頼もしい会です。
こちらはただいま開催中の展覧会「あのときのわたし いまのわたし」で、2015年度染織コース入学有志の皆さんが出品しています。在学中の作品と今の作品を並べるという企画です。両方展示することで何が見えてくるのでしょうか。
瓜生山キャンパスの北側にあるバックス画材さんが会場です。瓜生山キャンパスからは歩いてすぐなのでこれから人気が出そうな展示会場です。
さてこちらは「テキスタイルアート ミニアチュール 百花百響」金沢展の様子です。繊維素材を使った小作品展で、2年に1度開催されます。今年の7月に東京で開催され、金沢で巡回展を行いました。
開催は今年で8回目となり毎回「百花百・」の最後の一文字を変えて百人が出品します。私は6回目から出品していて、織物ではなく編むことで立体を作っています。
卒業生の福田さんや今泉さんも出品されています。展示のために金沢21世紀美術館に行ったところ今泉さんに会いました。今泉さんは大阪でギャラリー猫亀屋を運営されているので作品展示はお手のものです。小作品とはいえ壁に取り付ける作品はなかなか展示が大変なのですが手早く展示されていて百人力でした。
また機会があれば卒業生、修了生の素晴らしい活躍をご紹介します。
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