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2025年09月20日
【陶芸コース】「陶芸 I-2 白い器/ロクロ K2 (前半)」の授業の様子を一部ご紹介します!
皆さん、こんにちは。
通信陶芸コース業務担当非常勤、伊賀上空見子です。
京都は厳しい残暑が続いているこの頃ですが、ようやく朝晩は少し秋の気配。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
様々なことを見つめ直したり、何か新しいことにチャレンジしてみたくなる季節ですね。
ロクロに好奇心を駆り立てられ、陶芸の世界にのめり込んだ方は多いのではないでしょうか?
私自身もやっぱりロクロを挽いている人が目の前にいると、やりたくてウズウズするのがロクロ技法です。
今回は 8 月 30 日(土)、31 日(日)に行われた「陶芸 I-2 白い器/ロクロ K2(前半)」スクーリングの授業の様子を紹介したいと思います!
まず最初にロクロ成形に於いて重要な下準備、土練りを行います。
担当の谷口先生のデモンストレーションや説明を受け、皆さんそれぞれ土を揉んでいきます。
荒揉みは土の柔らかさを均一にするための一段階目の作業なのですが、これがなかなか体力のいる作業です。
腕の力ではなく身体で押す…身体で押す…!
荒揉みを終えたら次は菊練りを行います。
この作業は土の中に入っている空気を抜くための作業で、陶芸作品の制作において重要な作業となります。
続いてロクロでの作業に入ります。
こちらもまずは谷口先生のデモンストレーションから始まります。
皆さんがそれぞれ抱える疑問や質問に、具体的で的確な説明やアドバイスを行い、実践をしてくださいます。
自身の質問だけでなく、色々な質問への回答や説明が聞けて学べるのもスクーリングならではの良さですよね!
いよいよ待ちに待った水挽きに入ります。
ここからはどんどんロクロで挽いていきます。
谷口先生やアシスタントも全力でサポートに入り、力の入れ方のコツ、腕を固定させるポイント、手のどこを土に当てるのか、腕や指の運び方、様々なアドバイスを受けながら集中して制作していきます。
アドバイスや指摘してもらうことで学び、考えつつ進めることができるのもスクーリングの大きな魅力ですね!
皆さん 1 個目より 2 個目、2 個目より 3 個目、目を見張るほど上達していきます。
2 日目は 1 日目にロクロで挽いた器を少し乾かし、器の裏側、高台部分を削っていきます。
こちらもまずは谷口先生のデモンストレーションを見て、質疑応答を経てからいよいよスタートです!


ここから更に白化粧による装飾が待っています!
赤土で作成をした器に、白化粧(赤土等で作成をしたものに、白い泥を施し白くする技法。そこから刷毛目や書き落とし、象嵌などの装飾にも繋がっていきます。)を施し、赤土単味では得られない装飾の工夫を学びます。
こちらも谷口先生のデモンストレーションや様々なアドバイスを受け、いよいよスタートです!

土が半乾きの時に器に化粧泥を流し入れ、流し出します。
バケツに張った化粧泥に浸して掛ける方法も…!
この作業、実は簡単そうに見えてかなりテクニックが必要な作業です。
浸している時間が長いと器が潰れたり、乾いていない場所を持つと汚れたり。
そーっとそーっと置いて、よし置けた!バッチリ!
浸しがけに限らず、稲を束ねた刷毛などで塗ったり、
白化粧を施した器に掻き落とし(掘って線などを出す作業)を施したりして仕上げていきます。
様々な自分ならではの装飾や工夫に皆さん夢中で取り組んでおられました!
教室のあちらこちらから楽しそうな声がたくさん溢れ、私たちにも皆さんの楽しさや緊張や感動が伝わってきます!
土揉み・水挽き・削りと、ずっと集中していた反動でしょうか。まるで解放されたみたいに、息を吹き込まれたような素敵な器が、次々とできていきました!
2日間で土揉み・水挽き・削り・白化粧による装飾まで行う「陶芸 I-2 白い器/ロクロ K2(前半)」スクーリング、決して簡単な内容ではありません。
ですが、たくさんの感動と学びで皆さんとても充実をした授業になったのではないでしょうか。
ロクロの難しさ、ロクロならではの楽しさ、タイミング。
様々な土の特徴・表情・技術などをロクロ技法や白化粧による装飾を通して学ぶことができたと思います。
スクーリング終了後は皆さま心地よい疲れを抱え、いつになくぐっすり眠れたことでしょう。
本当に皆さんお疲れ様でした!
後半スクーリングでは素焼きを終えた器に、自身で釉掛けを行い、窯詰め~焼成、窯講義、更に水挽きの上達を目指す内容などが組み込まれています!
後半のスクーリングも今後のブログで紹介しますね。
それでは皆さん、更なる学びをお楽しみに!
後半スクーリングでも元気にまたお会いましましょう!
ロクロのスクーリングはもう一つあって、以前のブログでも紹介しています。
そちらもご覧になって下さい。
陶芸コース| 学科・コース紹介
大学パンフレット資料請求はこちらから
通信陶芸コース業務担当非常勤、伊賀上空見子です。
京都は厳しい残暑が続いているこの頃ですが、ようやく朝晩は少し秋の気配。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
様々なことを見つめ直したり、何か新しいことにチャレンジしてみたくなる季節ですね。
ロクロに好奇心を駆り立てられ、陶芸の世界にのめり込んだ方は多いのではないでしょうか?
私自身もやっぱりロクロを挽いている人が目の前にいると、やりたくてウズウズするのがロクロ技法です。
今回は 8 月 30 日(土)、31 日(日)に行われた「陶芸 I-2 白い器/ロクロ K2(前半)」スクーリングの授業の様子を紹介したいと思います!
まず最初にロクロ成形に於いて重要な下準備、土練りを行います。
担当の谷口先生のデモンストレーションや説明を受け、皆さんそれぞれ土を揉んでいきます。荒揉みは土の柔らかさを均一にするための一段階目の作業なのですが、これがなかなか体力のいる作業です。
腕の力ではなく身体で押す…身体で押す…!
荒揉みを終えたら次は菊練りを行います。
この作業は土の中に入っている空気を抜くための作業で、陶芸作品の制作において重要な作業となります。続いてロクロでの作業に入ります。
こちらもまずは谷口先生のデモンストレーションから始まります。皆さんがそれぞれ抱える疑問や質問に、具体的で的確な説明やアドバイスを行い、実践をしてくださいます。
自身の質問だけでなく、色々な質問への回答や説明が聞けて学べるのもスクーリングならではの良さですよね!
いよいよ待ちに待った水挽きに入ります。
ここからはどんどんロクロで挽いていきます。谷口先生やアシスタントも全力でサポートに入り、力の入れ方のコツ、腕を固定させるポイント、手のどこを土に当てるのか、腕や指の運び方、様々なアドバイスを受けながら集中して制作していきます。
アドバイスや指摘してもらうことで学び、考えつつ進めることができるのもスクーリングの大きな魅力ですね!
皆さん 1 個目より 2 個目、2 個目より 3 個目、目を見張るほど上達していきます。2 日目は 1 日目にロクロで挽いた器を少し乾かし、器の裏側、高台部分を削っていきます。
こちらもまずは谷口先生のデモンストレーションを見て、質疑応答を経てからいよいよスタートです!

皆さん凄い集中力でどんどん器を削っていきます

ここから更に白化粧による装飾が待っています!
赤土で作成をした器に、白化粧(赤土等で作成をしたものに、白い泥を施し白くする技法。そこから刷毛目や書き落とし、象嵌などの装飾にも繋がっていきます。)を施し、赤土単味では得られない装飾の工夫を学びます。
こちらも谷口先生のデモンストレーションや様々なアドバイスを受け、いよいよスタートです!

土が半乾きの時に器に化粧泥を流し入れ、流し出します。
バケツに張った化粧泥に浸して掛ける方法も…!この作業、実は簡単そうに見えてかなりテクニックが必要な作業です。
浸している時間が長いと器が潰れたり、乾いていない場所を持つと汚れたり。
そーっとそーっと置いて、よし置けた!バッチリ!
浸しがけに限らず、稲を束ねた刷毛などで塗ったり、
白化粧を施した器に掻き落とし(掘って線などを出す作業)を施したりして仕上げていきます。
様々な自分ならではの装飾や工夫に皆さん夢中で取り組んでおられました!教室のあちらこちらから楽しそうな声がたくさん溢れ、私たちにも皆さんの楽しさや緊張や感動が伝わってきます!
土揉み・水挽き・削りと、ずっと集中していた反動でしょうか。まるで解放されたみたいに、息を吹き込まれたような素敵な器が、次々とできていきました!
2日間で土揉み・水挽き・削り・白化粧による装飾まで行う「陶芸 I-2 白い器/ロクロ K2(前半)」スクーリング、決して簡単な内容ではありません。
ですが、たくさんの感動と学びで皆さんとても充実をした授業になったのではないでしょうか。
ロクロの難しさ、ロクロならではの楽しさ、タイミング。
様々な土の特徴・表情・技術などをロクロ技法や白化粧による装飾を通して学ぶことができたと思います。
スクーリング終了後は皆さま心地よい疲れを抱え、いつになくぐっすり眠れたことでしょう。
本当に皆さんお疲れ様でした!
後半スクーリングでは素焼きを終えた器に、自身で釉掛けを行い、窯詰め~焼成、窯講義、更に水挽きの上達を目指す内容などが組み込まれています!
後半のスクーリングも今後のブログで紹介しますね。
それでは皆さん、更なる学びをお楽しみに!
後半スクーリングでも元気にまたお会いましましょう!
ロクロのスクーリングはもう一つあって、以前のブログでも紹介しています。
そちらもご覧になって下さい。
【陶芸コース】初めてのロクロ制作!
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