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イラストレーションコース

2026年06月04日

【イラストレーションコース】Xへの投稿で始まった 仲間とつくる『旅日記Zine』

通信制大学ではオンライン学習が中心のため、「孤独になりそう」と不安に感じる方も多いですが、自分の行動次第で仲間と遊んだり、制作活動を楽しめます。

今回は、自主制作として仲間と「旅日記Zine(個人や少人数で制作する小冊子)」を制作したmeerriさんにインタビューを行いました。

ZINEの制作過程や、どのように仲間とのつながりを築いたのかをお話しいただきました。 

【meerriさん】

芸大受験の挫折から一度絵を描くことから離れてしまったものの、コロナ禍を経て絵を描く楽しさを思い出す。イラストレーションコースを卒業後、現在は大学院で学びを深める。

きっかけはXへの投稿


ZINEを制作したきっかけは、わたしが個人的に書いていた旅の日記をSNSに載せ反応をいただいたことから、他の人の旅日記も見てみたいという気持ちが芽生えたことでした。

また、ZINEや雑誌が好きで、いろいろな人の記録が一冊に詰まっているものにワクワクすることも、複数人の旅日記を集めたZINEの制作へつながりました。

「誰か」とつくる楽しさが好き


元々誰かと何かをするのが好きで、そこから発生する熱量や「バイブス」が好きだったため、ZINE制作では仲間を募り、共同制作がしたいと思いました。

メンバーの一人が、旅日記にまつわる合同誌を購入したというXの投稿をきっかけに、「わたしたちも作りたいですね」という話になり、「一緒に作りませんか」とわたしが誘い制作がスタートしました。

そこから、旅好きという共通点がある方や、個人的にXでイラストを見ていた方などをお誘いし、vol.1のメンバーが決まりました。vol.2では新しい方をお誘いしたりと繋がりがさらに広がりました。

手製本にこだわった「旅日記Zine」


わたしたちが制作したのは、「旅日記Zine」という複数人の旅日記を掲載したZINEです。
書き手の温度や視点、その人らしさが出るように、旅行ガイド本ではなく「日記」という形式にこだわりました。リソグラフ印刷で2色刷り印刷されていて、すべて手作業で製本しています。

単に印刷するのではなく、手製本にすることで、人の手で作った風合いがZINEに現れ、手を加えている感じを出せたのが良かったと思います。製本時のミシンや手作業の大変さも「作っている実感」につながりました。

作品紹介note:旅日記Zine 編集部

みんなで一つの目標に向かう制作工程


制作の計画と日程調整はDiscordサーバーを使い、オンラインで話し合いました。みんなの原稿を集めて印刷所へ入稿、原稿が届いてからは、みんなで集まって断裁、重ね合わせ、製本(縫い作業)という作業を行います。

和気あいあいとみんなで1つの目標に向かって取り組む空気感がよかったです。完成品を見てみんなで喜びを共有できることも共同制作の良い点でした。

より多くの人に届けるために大学の制度を活用


vol.1制作後に「自分も作ってみたい」という声を学内外問わず多くいただきました。
自分たちが楽しんで作ったものに、そうした声をもらえたことが嬉しかったです。自分も一度挫折して絵を辞めてしまった経験があるので、同じような人たちにも「旅日記Zine」を通じて「また絵を描きたい」と感じてもらえたらいいなと思いました。

そこで、より多くの人に届けるため、vol.2の制作では大学の「学生創作研究助成金制度*」を活用することにしました。
制度を利用したことで、お金をもらってプロジェクトを遂行する難しさはありつつも、計画、実行、報告という一連の流れを体感でき、自信につながりました。

*学生創作研究助成金制度
京都芸術大学 通信教育課程が実施する、優れた創作・研究活動とその発表普及活動を行う在学生に対して助成金を支給する制度。全国各地の学生の創作研究活動が活発になり、学生間の交流が生まれ、教育現場の活性化につながっていくことを期待。
対象:個人又はグループによる、地域に根ざした創作活動・研究活動、及びそれらの発表活動

無料配布によって生まれた交流


vol.1はネット販売と店舗への委託販売を行いましたが、vol.2ではメンバーと学内イベントでの配布活動を行いました。
「旅日記Zine」を無料配布する代わりに「旅の日記をその場で書いてもらう」という交換形式で行ったところ、直接感想がもらえたり、旅の思い出話が聞けました。

旅の日記を書いてもらう際は、飾りとして使えるスタンプやシールも並べて参加者に選んでもらうなど、配布というよりワークショップのような雰囲気でした。この経験から、vol.3ではワークショップを前提とした活動も良いかもしれないというアイデアも生まれ、どんなことも「やってみることで進む感覚」を実感しています。

今後も「自分が楽しいと思える」状態でつくり続けたい


イラストレーションコースでの学びを通じて、イラストを単なる表現ではなく「伝える手段」として使いたいという意識に変わりました。
その変化は、さまざまな人の思い出や個性を大切にしながらまとめるZINEの制作につながっていると思います。

わたし自身、話すのが苦手なため、絵で表現したいという思いがずっとあり、今は地域でのお絵かき会など、人と人の間に絵が存在する活動をしています。
引き続き絵をコミュニケーションツールの一つとして使い、「自分が楽しいと思える」状態で死ぬまで筆を折らず続けていきたいです。

イラストレーションコースで充実した学生生活を送ろう!


孤独なイメージもある通信制大学ですが、meerriさんのように行動次第ではコースでの学びを活かして仲間と制作活動をしたり、作品を通したより幅広い交流へと繋がります。
もし仲間とやりたいことが出たら少し勇気を出して行動すると充実した学生生活になるかもしれません。

イラストレーションコースでは通信制でありながらも仲間を見つけるチャンスがたくさんあります。「学友を見つけたい」「交流を通じて学生生活を充実させたい」そんな方はこちらもぜひ参考にしてみてください!
>>通信制でも友だちはできる?つながる場と卒業生の体験談を紹介

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