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グラフィックデザインコース

2020年12月23日

【情報デザインコース】映像を紡ぎ、ストーリーを生み出す。映像作品に挑戦!

こんにちは。
今回は12/5-6に外苑キャンパスで行われたスクーリング科目、情報デザインⅣ-2「映像メディア」の授業をご紹介します。
Adobe Premiere Proというビデオ編集アプリケーションの使い方を学びながら、「倒錯」というキーワードで2分間の映像作品を制作しました。
「倒錯」とは本能や感情などが、本来のものと正反対の形をとって現れることです。映像の編集しだいで逆の意味に取れるようにしたり、全く異なる意味をもつものに変えらる面白さを、各自が撮影した動画やBGMを組み合わせて表現しました。



 



 



無料のアプリでも簡単に動画を切り貼りして編集できますが、デザインに興味があり、情報デザインコースに入学した方でも本格的な動画編集ソフトを使うのは初めて、という方は多いです。プロ仕様のソフトは高度な編集が可能な分、メニューには非常に多くのコマンドが準備されていて、どこから手を付けていいのか戸惑ってしまいます。その為、まずはPremiereの基本的な使い方から学びます。



 



Premiereをマスターするために、事前課題でスマホやカメラで撮影した動画をストーリーに沿って編集し、完成したものをプロジェクターで順番に発表していきます。
そうして基本操作を理解した後、今回の課題である「倒錯」というキーワードを用い、ストーリーや構成について先生と相談しながら映像作品を制作します。



 



BGMや効果音、文字を入れたりイラストを合成したりと、効果的な表現にするために複雑な編集を加えます。



全員順番にチェックしながら、アドバイスに基づいて更にいい作品に仕上げていきます。



 



Premiereを覚え、コンテを切り、素材を準備し、編集まで終えるという忙しい2日間でしたが、全員完成させることができました。
「倒錯」というキーワードは初耳の人が多く、その意味を理解し作品にするのは難しい挑戦でした。よく知っているキーワードなら何となく作品を作れても、馴染みのない言葉を形にするには熟考しないと浮かぶストーリーも浮かびません。一つの単語をじっくり悩みながら掘り下げるという点で、大学の授業らしい挑戦ができたのではないかと思います。
皆さんの作品はホラーであったり、幻想的であったり、愛情を表現するものであったりと、それぞれの思う「倒錯」を形にして表現することができました。
今回もお疲れ様でした。

業務担当非常勤講師 神野由紀子

情報デザインコース(2021年度からグラフィックデザインコース)| 学科・コース紹介
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/course/infodesign/

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