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染織コース

2021年05月28日

【染織コース】染織作家への始まりのはじまり、それぞれの表現

教員の梅崎由起子です。2021年度も始まり5月になりました。
染織コースでは4年次で履修する「卒業制作」スクーリングが開講されました。
学生はそれぞれの思いを持って入学し学んできていますが、色々な形で染織作家への道をこれから歩み始めます。
その第一歩の入り口として卒業制作があります。1年を通して作品をつくりあげる贅沢な時間です。

スクーリング、自宅学習を通して身につけた技法を使って作品を制作していくわけですが、「テーマ」「素材」「形」と様々な局面に立たされ右往左往しながら学生は刺激的な1年を過ごします。芸術大学では、「表現」を主軸においた作品制作となりますので、楽しい作品が沢山生まれます。

はじめにレクチャーをします。卒業に向かっての、この1年の作品作りの流れについてですね。

どんな作品を制作するのかを発表します。準備中も皆ドキドキしています。

蝋染の作品を制作する為の発表です。「型蝋」という技法で布に模様をつけていきます。型を作る材質や蝋の温度によって出てくる形が変わるので、コントロールするのためには研究が必要ですね!

マーブル技法、絞りの技法を使ってテキスタイルを制作します。センスの良い布が出来上がりそうで楽しみです。自身のイメージする素材や画像を使ってプレゼンしている姿も素敵ですね。頑張ってください!

担当教員が質疑応答をしながら熱心に指導していきます。1年を通して良き信頼関係が生まれる素敵な時間です。

プレゼンを終え、教員から指導を受けた学生はそれぞれの制作となります。アイデアスケッチが可愛いですね!

「窓に貼られた図案」図案を仕上げる為には少し眺めながら整理していくのがいいですね。
ここから、未来の作家が生まれると思うと楽しいですね。

染織研究室 梅崎由起子

染織コース | 学科・コース紹介



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京都芸術大学 通信教育部 染織研究室ブログ
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