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染織コース

2024年05月25日

【染織コース】布を多彩に染める道具等をご紹介します

みなさんこんにちは、染織コース専任講師の繁田真樹子です。

5月も後半になりまして、春期開講のスクーリングも始まり教室やオンラインが賑わいを見せております。
今年度ご入学のみなさんも早速スクーリングにご参加されたり、テキスト課題を提出なさったりして、学生生活をスタートしていることでしょう。
5月18日(土)・19日(日)に私が担当しております染織-1蠟染めの前期スクーリングがありました。
そこで刷毛の準備から染め方、後片付けまでをご説明いたしました。

染色は染まる部分と染まらない部分を作り、染め描きます。
蠟染めでしたら染まらないようにするのは蠟ですし型染でしたら型糊という事になりますが、今回は布を染める為に使用します道具をご紹介いたします。

・染織2  藍色絞りの浴衣をデザインする
・染織3  藍色絞りの浴衣を染める
・染織3    型染のハンカチと誕生月のカレンダーを染める(ハンカチの方)

 

こちらは浸染と言いまして布を染料液にザブンと入れて染めます。染める道具としてはステンレスの寸胴や大きな容器です。

ステンレスの寸胴で藍染 ( 染織Ⅰ-2  藍色絞りの浴衣をデザインする )

加温が必要でなければバケツでも浸染はできます

 

・染織1    蠟染
・染織2    友禅のふくさを染める彩色筆や片羽刷毛など、それから大小様々な刷毛を使用して布を染めます。

左から:彩色筆・摺込刷毛・片羽刷毛

摺込刷毛を使って染める(染織Ⅴ-1 蠟染)

彩色筆を使って色を挿す(染織Ⅴ-2 友禅のふくさを染める)

 

・染織8    スクリーンプリントの手ぬぐいを染めるゴム付きコマベラを使用して色糊を刷ります。

駒ベラを使って刷る(染織Ⅴ-8 スクリーンプリントの手ぬぐいを染める)

駒ベラ・ゴム付き

 

技法により染め方は様々ですので道具も異なります。
スクーリング毎に違う道具で技法を体験できるのは染織コースならではです。
スクーリングでお会いできますことを楽しみにしております。

ブログでは他のスクーリング科目の様子もご紹介しておりますので、ぜひお読みください!
蝋染について→【染織コース】「自由に描く・蠟染の世界」

 

染織コース | 学科・コース紹介

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