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文芸コース

2021年06月30日

【文芸コース】京都芸術大学発・文芸誌『301』〜文芸誌の世界へ



こんにちは。文芸コース教員の安藤善隆です。緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ予断を許さない状況は続いています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今日はある「文芸誌」について少し触れてみたいと思います。

「文芸誌」といえば、純文学を中心に掲載する月刊誌『新潮』や『文学界』『群像』『すばる』、季刊誌の『文藝』、大学にゆかりのある『早稲田文学』『三田文学』(文芸コースの卒業生・高田朔実さんは2020年第26回三田文学新人賞・佳作を『綿貫さん』で受賞されました)、またエンタテイメント系の作品を中心に掲載する『オール讀物』『小説現代』『小説新潮』などなど、数多くが出版されています。

そんな「文芸誌」の世界に、学生の皆さんが挑戦する手助けをさせてもらいました。



本学の通学部「文芸表現学科」で、創造力を養い、社会実装入門と実践を行う「文芸と社会」の授業内から発信された文芸誌『301』。

大学ホームページの「文芸表現学科」のコース説明において『301』はこのように紹介されています。

「学生自ら企画、執筆、編集のすべてを行い、新たな文芸誌『301』をつくります。自分の作品を書くことはもちろん、著名な作家への執筆依頼まで担当。できあがった本を書店で販売することまで一貫して行います」

また発行人でもある、芸術学部長の河田学先生は、「創刊にさいして」と題された編集後記にこう記されています。

「「学生が外の世界に飛び出すためのプラットフォームを作りたい」という気持ちから、私たちは学科の文庫「301文庫」の創設を構想しました。本誌『301』はその基幹をなす文芸誌です」



企画〜編集〜広告〜販売〜宣伝、そして原稿依頼に、自らの執筆……。

学生の皆さんは粘り強く、そして創造的な思考を忘れず力を発揮し

独自の視点から編集された作品がラインナップされました。

(因みに創刊第2号は本年度後期から授業を開始し、次年度に発刊する予定にしています)

先生方の作品も掲載されている〝大学の授業から発信される〟文芸誌。

なかなかないのでは⁈

もしよろしければお手にとってみてください。

KUA BLOG 文芸表現学科「<301文庫>始動!」

 

取り扱い書店:
恵文社一乗寺店、ホホホ座浄土寺店、誠光社、三密堂書店、京都岡崎 蔦屋書店、iTohen、toi books、京都芸術大学内AD STORE

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