ドイツで入学、卒業。仕事人生、芸術で多彩に

卒業生 ドイツで入学、卒業。仕事人生、芸術で多彩に
大川 友成
芸術教養学科
ドイツ在住

ドイツから入学して、ドイツで卒業。オンラインだけで学べる芸術教養学科の利点をフルに活かした大川さん。しかし、その本当の魅力は”便利さ“や”目新しさ“といった浅いものではないという。

 

「じつは最初、大学院の学際デザイン研究領域に志願して落ちたんです」。20代で歯科技工士マイスターをめざして渡独。みごと実現しながらも、大学教育を受けていないことが心の引っかかりに。「どうせなら大学院へと意気込んだものの、まったく力及ばず」。足元を見れば、まだ靴ヒモさえ結べない自分が、一体どこへ踏みだそうというのか。素直に「学部からはじめよう」と出直し、学びの面白さに目を見開いた。「大げさでもなんでもなく、”ものの見方“を変えるだけで、ここまで世界が違って見えるのかと…驚きでした」。

 

先生から「日常にこそ新しい気づきがある」と教わり、日々の通勤路で見つけたことを学生交流SNSで発信。「はじめはネタ探しにキョロキョロしていましたが、授業で思考の幅が広がるにつれ、自然と気になることが目に飛び込んできて」。長年ぼんやり歩いてきた道が、じつは発見の宝庫だったと知り、つくづく感じ入った。「まわりがどうだとか関係ない。世の中をより魅力的で価値あるものに変えるのは、自分自身なんですね」。

 

顔も知らない学友たちのコメントに励まされ、2年間毎日つづけた本学専用SNSでの日記。先生方に厳しく鍛えられた、論理的思考。さまざまな学びを得て卒業し、晴れて大学院入学を実現した大川さん。いまもドイツで本業のかたわら、研究をつづけている。

 

「そういえば入学してから、患者さんとの雑談が増えましたね。好きなアートや哲学など…ささいなことだけど、人間として豊かになるって、こういうことかもしれません」。海の向こうで何十年も仕事に没頭し、ふと目をあげた大川さん。大きくひらかれた視界の先には、たくさんの心動かされる景色が広がっている。

 

卒業生インタビュー
M.K

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