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通信制大学の選び方

全国に数ある通信制大学は、それぞれに独自の特徴や強みを持っています。「評判の良いところ」を探そうとして調べるうちに、口コミに振り回されてしまう可能性も。あなたが満足する学びを得られるかどうか、それを決められるのは自分自身でしかありません。
ここでは、「どの通信制大学に行くか」を迷っている方へのアドバイスとして、選び方の一例をご紹介します。

選び方① どんなことを学びたいか

なぜ大学に行こうと思ったのか、あらためて自分自身に問いかけることも重要なヒントに。「いまの自分に何が必要なのか」「どういう能力を身につけたいのか」、その先にある自身の将来像を思い描きながら、じっくり考えてみませんか。

もちろん、壮大すぎる理想よりも「これが好き」という身近な思いの方が、学びを持続させるエネルギーになることもあります。

  1. 1やってみたいこと/
    なりたい将来像を思い浮かべる

  2. 2そのために必要な知識・
    スキルを挙げる

  3. 3得られる大学を探す

選び方② どれほどの知識・スキルを求めるか

社会人の学び直しニーズに応えるため、通信制大学はそれぞれに専門性の高い学びをとり揃えています。ただし、その幅広さや深度は、運営する大学機関によって異なります。

「幅広いジャンルで本格的な知識を得たい」「整った設備やノウハウで専門性を極めたい」など、自身の目的にかなった学びが充実している場所を見つけましょう。

一部の通信制大学には、より高度な学びをめざせる「大学院」を併設しているところもあります。

チェックポイント

  • 大学の規模(どれくらいの学生に選ばれているのか?)
  • 科目の豊富さ
  • 大学院の有無 など

選び方③ つづけやすい仕組みかどうか

通信制大学への進学を考えるとき、多くの方が気にするのは「学びつづけられるかどうか」。「自主学習」が中心となる通信制は、本人のやる気・自己管理が重要。それをフォローする仕組みがあるかどうか、入学前に調べておくことも大切です。

「チュートリアルがしっかりしているか」「初学者にもわかりやすいか」はもちろん、個人的事情で学びを中断することになったときも、休学などの制度が整っていることを確認しましょう。

チェックポイント

  • サポート体制は?
  • 初心者でも学びやすいか?
  • 教員や学友との交流は?

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選び方④ ここだけの貴重な出会いがあるか

通信制だからといって、先生や学友とのつながりが少ないわけではありません。むしろ、SNSなどのネットワークを通して、通学生よりも豊かなコミュニティを育んでいる方々も多くいます。多種多様な社会人が集う通信制大学だからこそ、新たな出会いが学び以上の価値をもたらすこともあるのです。

また、大学によっては「この人に教われるなんて」と驚くような、現役のスペシャリストが教員や講師をつとめることも。憧れの先生から直接指導を受け、対話できる喜びは、大きな学びのモチベーションとなるはずです。

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