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写真コース

2025年02月01日

【写真コース】卒業制作最終審査レポート(東京・外苑キャンパス編)

みなさん、こんにちは。写真コース専任教員の河田憲政です。
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。写真コースは、いよいよ学びの集大成でもある卒業制作が最終審査を迎えました。卒業制作スクーリングは約1年を通じて全6回(卒業制作1~6)開講されます。卒業制作1は遠隔(オンライン)のみでの開講となり、卒業制作2以降は遠隔または対面での受講が可能です。対面の場合は東京(外苑キャンパス)か京都(瓜生山キャンパス)での受講を選べます。偶数回は公開しており、在学生や卒業生が見学できるようになっています。今回は外苑キャンパスでの卒業制作6(最終審査)の様子をお伝えします。

担当教員左から、勝又公仁彦先生、筆者、田中仁先生、稲元史郎先生、山本渉先生、タカザワケンジ先生



当日は最終審査ということもあり、見学者も多く会場は熱気に包まれていました。どの受講生も緊張しつつもこれまで試行錯誤を重ねた作品について、懸命にプレゼンされていました。
東京開講は専任の勝又公仁彦先生と筆者、そして稲元史郎先生、タカザワケンジ先生、田中仁先生、山本渉先生で審査を担当しています。

遠隔での受講は制作した作品をキャンパスに送っていただき、会場の様子を中継しながらリアルタイムで教員とディスカッションを行います。

受講生は各自で作品のレイアウトを考え自由に構成します。机の配置も変えることができるので、学友同士で協力してロの字型やコの字型にセッティングしたり、教室の壁面を使用したプレゼンなども行われていました。

プリントサイズや枚数に応じて複数の机の列を使用したプレゼンなども見受けられ、中には圧倒的な量感で構成されたものもあり見応えがありました。



どの作品も撮影や編集など自問自答を繰り返し、スクーリング回数を重ねるごとにクオリティーを高めながら、方向性を見出し展開されています。個々の視点やメッセージ性も含めて撮影対象と真摯に向き合う姿勢や努力も伝わる力作が並びました。



様々な手法を駆使した制作だけでなく、写真集に取り組んでいる受講生も複数名いて最終形態も多彩です。

どのような編集で何を伝えんとするかなど、受講生のプレゼンに対して教員が感想や質問、アドバイスなどを行いながら審査が進められていきます。

作品内容はもちろん、プリントの仕上げや用紙の選別ついても細かくチェックしていきます。

全体的にステートメントやプレゼン自体も制作開始当初からブラッシュアップしていくことで徐々に洗練され、限られた時間の中で伝えんとする内容がより明確化されているように感じました。

最後に各教員からの総評があり審査会は終了となります。
ここから3月の卒業制作展に向けて各自展示準備を進めていきます。審査終了後は、それぞれの道のりが思い出されて感慨深いものがあり、やはり少し寂しい気持ちにもなりましたが同時に、本コースでの学びや出会いを糧にして、今後どのように活動されていくのか楽しみでもあります。受講生のみなさん、長期間に渡る卒業制作スクーリングの受講、本当にお疲れさまでした。

今回は外苑キャンパスでの審査の様子をお伝えしましたが、写真コースについて気になっている方は、ぜひ、瓜生山キャンパスで開催される卒業制作展で実際に作品を見ていただきたいと思います。会場に来られない方は、Web上で作品を鑑賞できるWeb卒業制作展も同時開催されますのでそちらにアクセスしてみてください。



2月のオンライン体験入学にもぜひご参加ください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/briefing/1day-feb/



 

写真コース卒業生の活動紹介などは下記のページにも一部紹介されていますので、併せてご覧ください。
【写真コース】在学生卒業生の活躍2024-1 清里フォトミュージアム・ヤングポートフォリオ20232024連続購入、仙台写真月間2024など

【写真コース】在学生卒業生の活躍2024-1 清里フォトミュージアム・ヤングポートフォリオ2023、2024連続購入、仙台写真月間2024など




【写真コース】在学生卒業生の活躍2023-2  KYOTOGRAPHIE International Portfolio Review Fujifilm Award 2024受賞

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【写真コース】在学生卒業生の活躍2023-1 KYOTOGRAPHIE KG+ Discovery Award受賞、など」

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