通信制大学のメリット・デメリットとは？

近年、社会状況が大きく変化するなかで時間や場所を問わず、自分らしいスタイルで学ぶことができる「通信制大学」。

学び直しやキャリアアップを目的とした社会人だけでなく、高校生の進路のひとつとしても注目されています。本学通信教育部でも、2021年からの5年間で10代の入学者が2.3倍に急増しています。

一方で、通信での学習について「なんとなく不安」に感じておられる方も多くいらっしゃいます。
今回は、通信制と通学制の大学の違いをご紹介します。

通信制と通学制大学の違いとは？

通信制と通学制で学び方の違いはありますが、卒業時にはどちらも「学士（4年制大学卒業資格）」が与えられ、教育水準は同じです。

通学制大学では、毎日大学に通って授業を受け、単位を修得します。
それに対して、通信制大学は自宅学習を中心にしているところが一番大きな違いです。 本学の場合、通学（スクーリング）をともなうコースでも、約3/4を自宅学習がしめています。

そのため、「通信制は通学制に比べて先生や学友との関わりが薄いのでは」「柔軟な学び方ができないのでは」といった心配の声もお聞きしますが、実はその逆の側面もあります。

通信制大学のメリットは？

①学力試験がない

通信制大学では、原則として入学試験がありません。その多くは、書類審査のみで選考が行われます。

本学通信教育部でも、「絵を描きたい」「仕事に活かしたい」「地域や社会活動につなげたい」といった芸術を学ぶ意欲がある皆さんに広く門戸を開いており、すべての学科・コースで学力試験はありません。18歳以上であれば、志望動機と出願書類をもとにした審査を経て、入学できます。

②学費が安い

通学制の大学では年間80万円〜150万円程度かかるのが一般的ですが、通信制大学では年間30万円前後～と費用の負担が軽くなります。

特に「芸術教養学科」では新たな学びの仕組みを作ることで大幅に費用を軽減し、授業料は年間17万円におさえています。

また、本学通信教育部は「高等教育の修学支援新制度」の対象大学として認可を受けています。この制度は経済的に進学が困難な学生を支援するもので、授業料・入学金の減免、及び給付型奨学金が支給されます。

学費・奨学金についてはこちら

通信教育部の学科・コース一覧はこちら

③自分のペースで学習できる

毎日大学に通わず、アルバイトや仕事・育児など、プライベートと学びを両立しやすいことが通信制大学の大きなメリット。

本学には、「進級」や「留年」といった概念はありません。
最短で2年（3年次編入学）や4年（ 1年次入学）での卒業も可能ですが、通信教育部では、各自のペースでゆっくりと年数をかけて卒業を目指している方も多いです。

現在では5学科18コースにおいて、完全オンライン（通学不要）で卒業可能となっています。



通信制大学のデメリットは？

①直接会う機会が少ない

年に数回のスクーリング＋自宅学習や完全オンラインで学ぶ通信教育部。毎日大学に通う通学制と比較すると、教員や学友と対面で会う機会は少なくなります。

自宅での学びが孤独にならないように、本学通信教育部では教員・学生同士がつながる仕組みを多数設けています。

 

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■個別に向き合う丁寧な添削・講評

本学通信教育部では、提出されたレポートや制作課題に対し、 延べ1,000名以上の教員による丁寧な添削・講評 が行われます。

作家や研究者、現役分野で活躍する専門家による具体的なアドバイスは、まさに学生一人ひとりに向けた“お手紙”のような学びです。

 

■オンライン・対面両方のサポート体制

芸術学科・美術科・環境デザイン学科では、専門教育科目に 対面またはオンラインのスクーリング があり、教員から直接の指導を受けることができます。

芸術教養学科・文化コンテンツ創造学科では、スクーリングの専門教育科目はありませんが、いずれのコースでも、 対面やオンラインでの学習会・交流会 が積極的に開催されています。

オンラインでも安心！25年以上のノウハウが支える通信教育部の仕組みとサポート

 

■対面での交流機会も充実

全国各地の特色ある芸術文化や美術館・博物館の社会への取り組みをワークショップや特別講義、展覧会鑑賞、フィールドワークを通して学ぶ「収穫祭」という催しを年間を通じておこなっています。

さらに、学生が主体となって開催されるデッサン会、グループ展など本学ならではの活動もあります。

収穫祭の様子（収穫祭に関する記事一覧はこちら）

■本学独自SNSでの交流も

本学には在学生・卒業生・教員とつながる独自のSNS 「airUコミュニティ」 があり、日々のつぶやきや学習相談から、一緒に映画や読書を楽しむなど、趣味でのつながったり、一緒に大学イベントに参加したりなど、

こうした本学ならではの学習環境を通じた、教員や学友との繋がりについて、卒業生の方からは下記のような感想を頂いています。

airUコミュニティで、年齢や学んでいる領域など様々な方の情報発信に触れることができること、先生方からのレポートの講評が、対面で伝えられない分、非常に丁寧で温かさや真剣さが伝わるような内容だったことは、「通信制芸術大学ならでは」。

入学前後のギャップは、大学が提供する教材や仕組みを活用して基本的に一人で学ぶものだと思っていましたが、学友さんたちとのコミュニケーションや、コンシェルジュからのサポートなど、心理的な繋がりがあり、「離れていても近くにある母校」のような感覚が持てたことです。（ムラノさん／50代・芸術学コース卒業生）

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②自己管理が必要

通信教育では通学制と異なり自分で履修プランをたて学習をすすめることが重要です。通学制のように時間割が決まっていないため、履修計画などの自己管理が難しいと感じる方も多いかと思います。

本学通信教育部では、入学後に「履修モデル（履修スケジュールのサンプル）」を紹介していますので、一からプランを立てなくてもOKです。

また、学習用webサイト「airU（エアー・ユー）マイページ」には「履修プラン」という機能があり、ボタンをクリックすると自分に合わせた推奨プランが表示されるという仕組みもあります。

在学生1.7万人以上、通信制大学としては日本最大の学生数※の皆さんの学びを支えるために通信教育のパイオニアとして様々なサポートを展開しています。

※私立大学通信教育協会加盟校37校中 2025年度在学者数、2025年度入学者数、第1位（私立大学通信教育協会 令和7年調査）

③卒業後の就職活動は…？

通信教育部を卒業して、無事に希望の就職ができるのか不安を抱いている方もおられるかもしれません。

こちらの記事では、通信制大学卒業の学歴について、企業側の視点や、本学通信教育部卒業生の事例、就職サポートについてご紹介しています。

通信制大学は学歴にならない？卒業生の事例紹介や本学就職サポート

また本学では新卒相応の方に対して、通学部生と同様、キャリアカウンセラーが在籍する京都瓜生山キャンパス内「キャリアデザインセンター」でのサポートも行っています。

通信制でも就職・転職をサポート！京都芸術大学のキャリア支援とは？

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いかがでしょうか？

通信教育部の特長や学び方については、詳しくご紹介するオンライン入学説明会を開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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