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陶芸コース

2026年06月24日

【陶芸コース】鋳込み成形で使用する泥漿について

皆さん、こんにちは。
通信陶芸コース業務担当非常勤の伊賀上空見子です。

今回は陶芸の技法の一つでもある鋳込み成形で使用する「泥漿(でいしょう)」の作り方について、ほんの一例ですがご紹介します。

鋳込み成形とは石膏型の中に泥状にした粘土(泥漿)を流し込み、一定の時間をおいてから余分な粘土を流し出し、形を作る技法です。
鋳込み成形の際に、粘土・水・珪酸ソーダ(または水ガラスと呼ばれる解膠剤)をよく撹拌して作る液状の泥ですが、これを泥漿といいます。
粘土を溶かしただけでは鋳込みは出来ません。
珪酸ソーダ(水ガラス)を添加することで土に流動性ができ、少量の水分でも滑らかな泥漿を作ることができます。
細かくした粘土を水を張ったバケツに入れ、うわ水を切ります。

そこへ共土(同じ土)で作った器に珪酸ソーダを入れ、分量を測ります。

珪酸ソーダを入れすぎると着肉が悪くなり、型離れが悪く、ひび割れにも繋がります。
珪酸ソーダを入れすぎた場合は土と水の分量を増やし再度調整の必要があるため、少し少ない分量にしました。

珪酸ソーダの分量を測った器を粘土の中に加えます。
攪拌機で撹拌します。
ダマ(粘土の塊)が無くなるまで時間をかけて撹拌します。

はじめにうわ水を切ったため、少しずつ水を加え調整をし撹拌をします。

サラサラになってきました!
攪拌が終わったら篩に通します。
篩に通すと意外とダマやゴミが入っていることが分かります。
篩は使用前にしっかり洗い、水につけておくと掃除も楽です。

泥漿が完成しました!
今回は鋳込み成形における泥漿の作り方の1つの例をお話させていただきました!
さて、この泥(泥漿)がどの様な形に姿を変えるのでしょう?

陶芸コースでは様々な専門性をもつ講師が講座や実習を通し、皆さんの表現の幅に繋がる授業を行っています。
以前「鋳込み成形/石膏型」スクーリングについての紹介もしていますので、こちらも是非ご覧ください!

【陶芸コース】「陶芸Ⅱ―2鋳込み成形/石膏型(前半)」のご紹介


【陶芸コース】「陶芸Ⅱ―2鋳込み成形/石膏型(後半)」のご紹介


皆さんの作品との出会いを、私たちも日々楽しみにしています!
成功談も失敗談も含め…一緒に陶芸のあれそれを深められたらと思っています。
それではまた、お会いできるのを楽しみにしています!

 

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