
芸術教養学科
芸術教養
LIBERAL AND FINE ARTS
完全オンラインで学べるから、こんなあなたに!
学士資格を取得したい!
でも仕事が忙しくて・・・。
完全オンライン学習
完全オンライン学習のため、スクーリング不要。働きながら無理なく卒業をめざす。
出世や転職などキャリアップのために学びたいけど、まとまった時間が取れない・・・。
3~5分の映像視聴が学びの中心
通勤時間や家事、育児などのスキマ時間 を有効活用し、デザインを学ぶ。
趣味や教養として芸術を学んでみたいけど、何から学んでよいか・・・。
質の高い映像教材
教材はNHKエデュケーショナルとの共同制作だから、分かりやすく学ぶことができます。

まなぶ
動画とテキスト、学びのスタイルは2つ
- Webスクーリング科目 [動画とテキストで学ぶ]
学習効果が最も高いと言われる「3〜5分間」の動画教材とテキストで学びます。 映像教材は「日曜美術館」などを制作するNHKエデュケーショナル協力による 豊富な素材と、本学教員による臨場感あふれる映像授業を展開。
- テキスト科目 [電子テキストで学ぶ]
本を持ち歩かなくてもWeb上で読める「電子テキスト」が教材。 提出したレポートには、教員による細やかな添削が受けられます。
NHKエデュケーショナルによる豊富な動画コンテンツ
映像教材は、NHKで放送中の「日曜美術館」や「美の壺」など、国内外の芸術家や文化人、美術館との幅広いネットワークを生かした良質な美術番組を制作しているNHKエデュケーショナルが協力。世界有数の素材から制作された豊富な動画コンテンツによって、日本・アジア・欧米の彫刻、絵画、工芸、建築、文学の世界を分かりやすく学びます。
美術ぎらい×芸術教養=
- 大前 和正
- 芸術教養学科(3年次編入学)
'15年度卒業 大阪府在住48歳

[大学の思い出]学友から誘われ、4年次にようやく参加したairUコミュニティ。「卒業後に立ち上げた『日本酒デザイン研究会』で、先日もZoom会合。在学中からもっと楽しめばよかったです」。
インスタント芸大生
「とにかく15分あれば、ネットをひらいて講義を1本」。
これまで経理ひとすじ、ごく普通のマイホームパパだった大前さん。本学科に入ったとたん、電車、カフェ、定食屋の片隅、家族旅行先のホテルなど、あらゆる時間と空間のスキマで学ぶ芸大生へと変身した。「じつは中学高校と大の美術ぎらい。なのに、仕事で〝商店街おこし〞に関わることに」。
設計士やクリエイターと話す機会が増え、少しでもアートをかじっておこうと、なかば義務感から出願ボタンをポチリ。「芸術はどんな生活にも仕事にも使える」という最初の講義で、学ぶ気持ちに火をつけられた。「居場所がどこでもキャンパスになる。先生がどこにでもついてきてくれる。そんな感覚も楽しくて」。卒業後のいまも、論文で取りあげたゲストハウスめぐりをつづけているという。
「おかげで個人的な絆も増えたし、仕事で会った専門家とも深く話せる自信がついた。学友との交流なんて、在学中よりずっと活発なぐらいです」と笑う大前さん。「入口はお手軽でも、自分次第でどこまでも深められる」。そんな学びの醍醐味を、じっくりとかみしめている。
商社マン×芸術教養=
- 猿橋 正朗
- 芸術教養学科(3年次編入学)
'17年度卒業 大阪府在住53歳

[大学の思い出]先生や仲間が大学院進学を祝ってくれた交流会(フライングカフェ)で先生との一枚。「通学不要で選んだはずなのに、気づけば全国の会合に参加。利害関係を離れた仲間たちと過ごすのは、本当に楽しく、貴重な時間です」。
ワンクリック自分革命
「手っ取り早く〝教養〞をつけようと、〝通信〞で検索してヒットしたのがこの学科でした」。通学不要で、試しに見た動画講義も面白い。サイトを訪れた猿橋さんが〝入学〞ボタンを押すまでに、一時間もかからなかった。
世界を飛びまわる商社マンで、仕事一筋、芸術には興味ナシ。渡航先で無知をからかわれ、何クソと入学を決めた。その決断が、猿橋さんに大きな変化をもたらしていく。
「現役時代は丸写しだったレポートに、生まれて初めてじっくり取り組んで、深く思考する習慣がつきました」。また、無縁と思っていたアートやデザインが、身近な生活や経済にも深く関わると気づいた。「SNSの添削や交流で、先生や学生と密に語りあうなかで、芸術や学問を志す人へのコンプレックスが消えていったんです」。
自分と道は違うけれど、こんな生き方もある。人間的な魅力を高める学びがある。身近な憧れに背中を押され、新たに経営学の大学院へと進学した猿橋さん。「めざすは、〝なにわのアカデミックなおっさん〞です。ポチッと押したちっちゃな勇気が、まるで想像もしなかった自分を生みました」。
育児と仕事と×芸術教養=
- 瀬戸 亜美
- 芸術教養学科(3年次編入学)
'16年度卒業 東京都在住44歳

[大学の思い出]卒業研究で学科長賞を受賞。「美術史からピカソ論まで、すべての教養は身近なものを楽しく見るための知恵。そう気づいて《世田谷のボロ市》を題材に。学生だからできる取材で、主催者の創意工夫を聞き出せました」。
美しいは楽しい
出産したとたん育児に追われ、好きな美術館にも行けなくなった瀬戸さん。久しぶりに訪れた美術展で、深く心を揺さぶられた。「この絵がどう生まれたのか、なぜ皆にも認められるのか、自分の言葉で話せるようになりたい」。そんな思いを叶えようと、探しあてたのが本学科。
「技を教える教室は多いけど、教養を学べる場は少なくて。通学も不要というこの学科は、まさに理想でした」。すぐに入学し、最初の講義動画で衝撃を受けた。「デザインはセンス、と思い込んでいたのが、実はものごとを良くする思考の結晶だと知って」。他にも建築から舞踏まで、多彩な講義を視聴するたび、自分の価値観やものの見方が広がるのを感じた。「今まで興味なかった地方の祭礼も、地元の学友から直接教わると魅力的に思えてきて」。見たいもの、訪れたい場所がどんどん増えていった。
「好きなものが増えると、楽しいですよね」。今後は芸術環境について学びたい、という瀬戸さん。「乳児連れの美術鑑賞が、もっと世間に認められるよう提案していきたくて」。自身が芸術から受け取った喜びを、人々に返せる未来を模索している
マーケティング職×芸術教養=
遠方にairU(友)あり
仕事で長年、商品の販促提案などに携わってきた林さん。 つねにアイデアが求められる職場で、頭をリフレッシュさせる必要を感じていた。「本を読んで独学しても、興味の域を超えられないので」ネットで芸大、という斬新なスタイルに惹かれて本学科へ入学。
「全てが想像以上でした」。妥協のないテキスト内容や動画講評、日常と関わるデザインの幅広さ、そしてクラスメイトとの濃い交流。「airUというネット上の学舎から、学生の自主的な学習活動がどんどん広がるんです」。たとえば、合格したレポートを見せあう「レポ見せ」。人それぞれのまとめ方や視点が貴重な参考となった。「この学び方は、試験用の丸暗記でなく、考え方を鍛えるもの。だから大人でも身につくんです」。
思いつきを下調べし、根拠あるも論文にまとめる作業は、仕事にも思わぬ効果をもたらした。「プレゼンの成功率が上がったんです。これまで経験値や思い込みで提案していたのを、理由や裏付けを固め、相手への説明を工夫するようになったからだと思います」。本学科で得た感性、思考、人脈すべてを大切にしていきたい、という林さん。その人生はより豊かに広がる。
働くママ×芸術教養=
- M.K
- 芸術教養学科(3年次編入学)
'14年度卒業 東京都在住 40歳

卒業時に、有志の学生同士で制作されたアルバムや卒論集に参加。「SNSコミュニティやフライングカフェで多くの学友と出会えたことは、本当に思いがけない財産でした」。
夢中になれる学び
「自由に学びたい、だけど、自由に動けない時期だったから」と、手のひら芸大への入学理由を語るKさん。視線の先には、当時まだ3歳だった愛娘がいた。外資系の企業に勤めながら、大学卒業資格を目的に入学。
「正直、学ぶ内容が実生活に役立つ、とまでは考えていなくて。思いがけず実践的な学びに驚きました」。とくに興味をそそられたのは「芸術教養講義」の動画とテキスト。建築、民俗学、広告など、さまざまなジャンルのエキスパートたちが、各視点から暮らしに活きるデザインを解き明かす。「早朝に自宅で動画を見て、通勤時間にスマホでテキストを読み、夜中や休日にレポートのまとめ。フルタイムの仕事と育児に挟まれて大忙しでしたが、面白さとやりがいで夢中になれました」。
本学で得た大卒資格や、新たな思考力に背中を押され、卒業と同時に転職してキャリアアップ。「もう少し娘が大きくなったら、もう一度、学生になって専門的なデザインを学びたい」というKさん。本学で芽生えた学びの心は、娘に負けじと、ますます伸びざかりである。