博物館学芸員
博物館勤務の経験に、資格取得で転職を果たす
博物館勤務の経験を、資格という形で転職に活かそうと受講。課題のために地元の博物館をめぐり、初めて触れる分野でも思わぬ面白さや感覚を得られることに気づきました。また、「ひとつの絵も10人いれば10通りの見方がある」ということを、アートカードを使ったスクーリングで実際に体感。いろんな人と異なる見方を共有する面白さに衝撃を受けました。その体験が、転職を果たして美術館の教育普及担当となった今、対話型鑑賞などの取り組みに活かせています。これからも団体鑑賞で訪れる方々に、自分の見方、人の見方、それらを共有することで生まれる新しい見方を、楽しんでもらえるように努めたいです。

松上 仁子
科目等履修生
18年度卒業
大阪府在住 39歳