
グラフィックデザインコース
サービス業から、デザイナー・イラストレーターに
「パソコンで絵が描けるようになりたい」と入学した佐藤さんは、もと中東在住の客室乗務員。なにかと大変な海外生活で、気分転換にはじめた「お絵かき」が心の支えに。きちんと芸術として学んでみたい、新しいことに挑戦したい、という思いがつのり、帰国して本コースで学ぶことを決めた。入学してからは、つねに「なぜ」と考え、デザインの学びを深めることに。「なんとなく綺麗に仕上げるのではなく、なぜその形や配色にするのか、なぜその表現にするのか、自分に問いつづけていました」。身の回りにある看板や雑誌、広告も、”自分ならどうするか“と考える癖をつけ、気になったものは写真に撮り、iPadでスクラップにして、好きなポイントをまとめていたという。
卒業後、飴のパッケージデザインをするチャンスをつかみ、在学中の資料を引っぱり出して夢中で制作。「自分のデザインした商品が、全国のお店に並べられ、見知らぬ人が買っていく。サービス業をしていた頃は夢にも思っていなかった光景に感動しました」。いまはグラフィックデザイナー兼イラストレーターとして活動する佐藤さん。イラストを使ったグッズを制作して販売したり、子供向けの絵本を制作したりしている。「モットーは”好奇心を持ち続けること“。この大学に入学した頃のワクワク感を忘れずに、ずっとこの仕事をつづけていきたいです」。
2021年度より情報デザインコースはグラフィックデザインコースになりました。
[大学の思い出]スケジュール管理に使っていた「yPad」は、複数のタスクを同時進行できるよう、見開きで一週間の予定を立てられる手帳ツール。なんの学習をどこまで進めるか毎日細かく設定し、タスクが終われば消していくことで、成長を実感。予備日も設定しておくことで余裕をもって学びをすすめられました。
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