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2018.06.26

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ヤノベケンジ教授「SHIP'S CAT」展 開催― 「旅する芸術作品」、ついにフランス・パリへ。

2018. 08/22 (水)

2018. 08/28 (火)

フランス・パリ市「カルーゼル・デュ・ルーヴル」

MAP
フランス パリ市「カルーゼル・デュ・ルーヴル」にて、現代美術家 ヤノベケンジ教授と学生、和紙作家 堀木エリ子の共作「SHIP’S CAT」の図柄による巨大障子絵巻『Picture scroll of SHIP’S CAT』や、全長約2.6mの巨大猫彫刻SHIP’S CAT (Totem)』などを中心に、両名の代表的な作品を展示する「SHIP'S CAT」展が開催されます。本展覧会は、「ジャポニスム2018」の参加企画で、京都市の後援によって開催されるもの。
展示作品の制作には、京都造形芸術大学 学内工房ウルトラファクトリーに集った学生が多数参加しています。
京都造形芸術大学から生まれた「旅する芸術作品」の活躍に、ぜひご注目ください!



―以下、リリースより引用。

京都造形芸術大学(京都市左京区/学長 尾池和夫)と株式会社レーサム(東京都千代田区/代表取締役社長 田中剛)は、美術工芸学科教授で現代美術作家のヤノベケンジと学生が、和紙作家堀木エリ子氏と共作した作品群を中心に展示する「SHIP’S CAT」展をフランス・パリ市のカルーゼル・デュ・ルーヴルで開催します。本展覧会は、「ジャポニスム2018」参加企画であり、京都市の後援によって実施されるものです。
 大航海時代、猫はネズミから食物や貨物、船を守り、疫病を防ぎ、時に船員の心を癒す友として世界中を旅しました。猫は単なる害獣駆除の役割にとどまらず、その危機察知能力や愛らしさによって、たくさんの船乗りたちから信頼を集め、航海の守り神として扱われてきました。宇宙服や潜水服を模した衣装を身に着けた現代美術作家ヤノベケンジの彫刻作品「SHIP’S CAT」は、そんな大航海時代に愛された守り神「猫」をモチーフに、混迷する現代社会において人生という「旅」を続ける人々を守ってほしいという願いが込められています。
 はじめて「SHIP’S CAT」がお披露目されたのは、株式会社レーサムが運営する福岡県博多市のホステル「WeBase博多」。旅の拠点として宿泊地を提供する同施設のコンセプトに沿った作品として、「SHIP’S CAT」は誕生しました。制作に携わったのは、ヤノベ教授と、京都造形芸術大学の学内工房ウルトラファクトリーに集った学生たち。「WeBase博多」に設置された「SHIP’S CAT」は多くの観光客や地元のみなさまに愛され、以降、東日本大震災後の文化支援の一環として福島で開催された「重陽の芸術祭」への参加、東京・銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」での展示、オリンピック開催の地でもある「WeBase鎌倉」での設置など、作品自体が「旅する猫」となって、日本中のさまざまな地域で多くの人々に愛されてきました。

■“ジャポニスム2018”参加企画「SHIP’S CAT」展概要■
 開催日程: 2018年8月22日(水)~28日(火)
 開催会場: カルーゼル・デュ・ルーヴル内(サル・スフロ、ホワイエ)99 rue de Rivoli 75001 Paris
 主  催: 学校法人 瓜生山学園 京都造形芸術大学・ 株式会社レーサム
 後  援: 京都市

■「SHIP’S CAT」展について■
メインには現代美術家ヤノベケンジと和紙作家堀木エリ子の共作「SHIP’S CAT」の図柄による巨大障子絵巻『Picture scroll of SHIP’S CAT』(W7800×H2700)を中心に両名の代表的な作品を通じてフランス「カルーゼル・デュ・ルーヴル」にて日本の現代アートの世界をつくり、発信します。ヤノベケンジは、全長3mの巨大猫彫刻や、福島「重陽の芸術祭」に出品された『SHIP’S CAT(Black)』、2020東京オリンピックの旅と海の守り神として製作されたWeBase鎌倉の『SHIP’S CAT(Harbor)』を。堀木エリ子は、15mの大きさで漉き上げた創作和紙タピストリー『SUN』『MOON』や、直径10mの光床『陽光(YOUKOU)』(全ての命を育む太陽の光をモチーフにした大型創作和紙)などを出品いたします。
費用
定員
申込方法
主催 学校法人 瓜生山学園 京都造形芸術大学、株式会社レーサム
お問合せ 京都造形芸術大学 広報室:075-791-9112
関連教員 ヤノベケンジ(美術工芸学科教授、ウルトラファクトリーディレクター)
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